名指揮者の最期の挑戦先は、


ブルックナーの交響曲第8番や9番だと思います。


マエストロと呼ばれる指揮者のほとんどは、この牙城に挑んだと思われます。


勿論、曲も曲だけに、大宇宙、自然といった崇高なものを感じます。


朝比奈隆

ヴァント

ヨッフム

スクロヴァチェフスキ

マタチッチ

チェリビダッケ

シューリヒト

カラヤン


そうそうたるマエストロです。

素晴らしい演奏と尊敬に満ちています。どれも、人生の終焉における白鳥の歌でしょう。


ですが、自分の選ぶ金字塔は、


クナッパーツブッシュ ミュンヘンフィルの演奏のものです。


ブルックナー交響曲第8番 クナッパーツブッシュ ミュンヘンフィル


何という滋み溢れた超名演であろうか!


全てに心地よく、温かく、素朴で、壮大で、深く、瞑想的で、儚くて


これは、クラシック音楽の音源中、最高のものだと思う次第です。


今から64年位前の録音ですが、

今尚、色褪せる事のない、人類の至宝か!


そんなイメージです。


中3の時から聴いていて、未だに心奪われる超名盤です。


これを聴かないのは、本当にもったいないです。


皆様もいかがですか?


できればCDで聴いていただきたいです。


それでは、おやすみなさい💤