先日呑んだ、寺田本家のむすひ

 

全部飲み干したので、近くの酒屋に行ったのですが、売っていませんでした。

 

ですが、発酵道の中に紹介されていた五人娘という酒なら、酒屋にありました。

 

寺田啓佐著 発酵道

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早速買いました。

 

寺田本家 自然酒 五人娘

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見ると、純米吟醸とあります。

 

ただ、有名な獺祭などと比較すると、全く違ったお酒です。

 

むすひの糠臭さが無くなりましたが、さらりとした超辛口な特徴と、本物の発酵を感じさせるお酒は、まさに、むすひと同じスピリットを感じます。

 

フルーティーという感じには感じませんが、発酵物の自然なフレーバーと味わい、後味の良さ、吞みやすさ、何よりもむすひと同じく、じっくりと酔わせてくれるのです。また、変にいじくった偽物の砂糖のような甘さがありません。米そのものの糖分が、表現されている感じです。

 

例えて言うなれば、素のままにした録音と同じ感覚です。

 

今現在の若者が聴くような音源は、フラット。つまり、小さい音をいじくって大きい音にカスタマイズして、全体的にフラットにしています。そんな偽物の人工的な音の味付けが自分には、不快と感じる訳ですが、多くの日本酒もまた、本物の発酵ではなく、ブレンドしてごまかしたようなものが多く感じます。

 

ということで、自分は、あまり日本酒を今まで吞みませんでした。

 

ですが、その考えが、むすひ、五人娘を呑んだおかげで変わりました。

 

まあ、発酵物の湧き出るような力強さとエネルギー感は、むすひに軍配が上がりましょうが、呑みやすさと万人受けする味わいは、五人娘の方に軍配が上がりましょう。

 

どちらもちがって、どちらもいい

 

金子みすゞさんの詩が思い浮かびます。

 

あなたはあなたでいい

『私と小鳥と鈴と』

私が両手をひろげても、
お空はちっとも飛べないが、
飛べる小鳥は私のように、
地面(じべた)を速くは走れない。

私がからだをゆすっても、
きれいな音は出ないけど、
あの鳴る鈴は私のように、
たくさんな唄は知らないよ。

鈴と、小鳥と、それから私、
みんなちがって、みんないい。

 

 

素晴らしいお酒との出会い

 

本当に幸運な自分です。