趣味の養蜂(飼育から蜂蜜販売まで) 4、飼育環境 | 町ナカふれあい農園

趣味の養蜂(飼育から蜂蜜販売まで) 4、飼育環境

4 飼育環境

 住宅街における飼育については、格別な注意が求められる。良し悪しについては、個別に判断するしがない。絶対的条件は隣人と良好な関係にあること。私は、飼育前に養蜂の大御所からアドバイスを頂いた。それは、「まず近隣に蜂蜜を配ること」であった。さすが苦労して名を残した人であり、後日その言葉を実感することになった。

  巣箱の設置場所

巣箱の設置場所について、大阪府では条例を定めて規制している。

その内容は、次の通りであるが、住民からの苦情に基づき制定されたものと考えられる。

箱は、住宅地・学校・工場・道路・公園等、人が常時出入り・通行・集合する場所から、20メートル以上離れた場所に置くこと。」

 

埼玉県では、規則はないが、大阪府の条例を参考にしながら、事故がないように留意したい。

道路や住宅に隣接する場合は、生垣や網フェンスなどで蜜蜂の生活域から遮断し、蜜蜂の飛行経路の妨げにならないように配慮すること。

結局は、できるだけ多くの事例を見学して、飼育の先輩から話を聞き、自分で判断するしかない。

  水飲み場

私の経験では、隣人が庭に散水した時、蜜蜂が水を求めて群がり、隣人は、あまりの多さに仰天した。今では、自宅庭に数カ所、水飲み場、睡蓮鉢を置いてあるので、その結果、隣家を訪問するのは少なくなった。蜜蜂は、きれいな水より睡蓮を栽培しているような溜まり水を好む。

給水は、蜂児の養育が盛んに行われている時に、普段にも増して多いようである。蜜と花粉を材料にベビーフードを作っていると思われる。