「タミフル」が、薬価収載、つまり使えるようになったのは意外にも平成13年2月です。
意外にもつい最近に感じます。私が医師になって、7年目で衝撃を覚えたのを記憶してます。
熱もすぐにさがるし、合併症の肺炎や痙攣などもかなり減りました。
それまではインフルエンザは診断されても、一週間くらい耐える病気でした。
後半は抗生物質を点滴などで投与する患者さんも多かったです。
インフルエンザ迅速診断キットが普及したのも同時期です。
日本の医療はとても進んでいると感じます。
去年の3月からでたゾフルーザもインパクトが大きいものでした。
しかし、良いクスリほどメディアに取り上げられてしまうのは同様です。
インフルエンザの異常行動は昔からあり、
タミフルがでる以前から小児科医は経験していました。
インフルエンザにかかり、薬も飲んでいないのに、
階段から落ちたり、変な事を口走り、親を心配させるなんて事は、時折ありました。
それを抗インフルエンザ薬の副作用のように…
複雑な想いでした。
今回もゾフルーザも耐性インフルエンザウイルス問題
他の抗インフルエンザ薬も耐性インフルエンザウイルス問題は以前、かなり前からあったのに…
メディアはあげたりさげたり、
ムツカシいなぁって、
朝テレビを観てると思います。
まだまだ乾燥する季節、皆さんの力になりたいと心から思っています☆