睡眠すいみんを科学する☆ | いわつき小児科クリニックのブログ

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いわつき小児科クリニック 院長の戸塚隆太です。
お子さまや親御さん方の力になればと思い、
日頃、私が感じていることなどをお話していきたいと考えています。

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最近、寒くなり朝、布団から出るのがつらい季節になりました。

今回は睡眠に関与する、「メラトニン」と「オレキシン」について書いてみます。

「メラトニン」は脳から出るホルモンで「体内時計」の調整に関与し、夜になると眠くなるリズムを作ってくれます。

「オレキシン」は脳の神経細胞から出る神経ペプチドと呼ばれるもので、睡眠と覚醒を調整+制御することが知られています。

つまり、寝過ぎると寝過ぎずに起きたり、ずっと起きていると眠くなったり、「適度な睡眠」をサポートしてくれています。

オレキシンをつくる神経細胞がなくなると「ナルコレプシー」いう眠り過ぎる病気になるらしいです。

これらは、すでに実用化されていて、睡眠薬として利用されています。

興味のある人は、せひ調べてみてください☆