仙台 → 盛岡 → 青森を巡る旅
気になった建物や美術館を廻ります



宮城県図書館
平成10年竣工 
JR京都駅や大阪梅田スカイビルが代表作として有名な原広司氏設計



1階から3階まで 折り返しなしのずんずん上にひたすらのぼっていく階段は 京都の伊勢丹デパートを思い出させる



2階は児童図書コーナー
図書室としては不思議な形状で子供心をくすぐりそう




3階は一般・学術書関連



天井が緩やかに波を打っていて ゆったり泳ぐ鯨の波動を連想させる





移り行く四季を眺める事のできる閲覧席の窓たち







せんだいメディアテーク





椅子・ソファがビビットな赤で統一されていて
冷たい印象の建物をひきたてる



優しい光を放つ照明は図書館とは思えないくらいおしゃれすぎ












キューアンドエースタジアムみやぎ



伊達政宗の兜をモチーフにしたデザイン、しかしデザイン重視過ぎて屋根が本来の役割を果たせず悪天候時は風雨にさらされながら競技をみるらしい

バスを降り道路から見た時カッコ良さに思わず走り寄っていったら丘の上にあるのでかえって全体像を収めることができず


2002年FIFAワールドカップで日本がトルコに0-1で敗れた場所としても有名








セキスイスーパーアリーナ




緑が多くて 好環境だが 交通の便が悪すぎ











旅2日目はNew York Times が選ぶ「2023年行くべき52カ所」に選出された盛岡へ



岩手県立美術館









『 堀内誠一 絵の世界 』 展




4つの章から成り、1-3は絵本の世界 第4章は堀内誠一の残したものと題し 手書きの手紙・地図(パリ・ブルターニュ・シチリア・ギリシャ等)リトグラフの展示があり このコーナー

手書きのイラストマップは とてもオシャレで 細かな文字もびっしり書き込まれているが 街角で短時間で描き上げたというエピソードは 羨ましい限り ワタシにもそんな才能が欲しい

むしろこの第4章を拡大した展示をどこかでやってほしい



最後の小部屋は番外編
堀内誠一 本と雑誌 デザインの仕事
と題した展示 ここのみ撮影OK









1947年14歳にして新宿・伊勢丹の装飾係として就職し、その後伊勢丹で働きながら本の装幀や雑誌のアートディレクション、ポスターデザインなどアートでレクションの世界を開拓した彼の世界を少しだけ覗くことが出来ました

是非 全仕事展をどこかでやってほしい











2階は常設展示 最初の部屋はいきものをテーマに展示













常設展示の部屋の中に 一部屋まるまる 盛岡出身 舟越桂さんの作品を展示































最後の部屋では舟越 保武の26殉教者聖人像の一部を展示
 


企画展も常設展示も充実の内容でゆったりとした充実した時間を楽しみました






水飲み場もオシャレ



堀内誠一
マガジンハウス社屋の壁画(レプリカ)
拡散希望との事



雫石川にかかる社の大橋からの眺め


駅からのバスの本数が少なく 駅ナカの観光案内所で『 徒歩だと30分ほどかかります 』 と言われた( Google Mapも同じく ) 実際歩いてみたら約15分程でした







岩手銀行 赤レンガ館
有料スペースと無料で入れる箇所があり
なんとなく皆さん 『無料のところだけでいいよ』って感じで見学




京都文化博物館と同じく辰野金吾設計なので雰囲気が似ている








紺屋町番屋 内部はカフェ





茣蓙九・森九商店






長沢屋







羽二重餅のような食感
飴と銘打っているだけあって 他の和菓子にはない なんとも形容し難いすっきりした甘さ







気になる看板を発見



三ツ石神社



岩にカメラを向けるとシャッターが下りなくなり ちょっと寒気が・・・
スマホで撮影








報恩寺



羅漢堂 
五百羅漢といいつつ 実際は499体だそうです。









さらんへ羅漢像発見









旧石井県令私邸

今は蔦に覆われているけど 秋になると落葉して 冬には何もなくなっちゃうんだよーと 女の子が一緒に来た友達に説明してました 良い季節に来れてよかった




もりおか中津川まち歩きスタンプラリー「紺スタ」参加施設
ときどき街中でこの旗をみかけたけど 冊子が¥400とちょっとお高かったのでパス でもハンコが消しゴムはんこになっていて なかなか可愛かった











ちょうど作家さんの展示即売会開催中でした
作品がお部屋に自然にマッチしていてよかった(けど当然 お値段も記載されているので そこは少々興醒め)









南昌荘







新緑の青もみじがちょうど床に移り込んで カメラマニアはみんな這いつくばって撮影

ぐるっと縁側に低めのイスとテーブルが配され 皆さんお庭をみながらコーヒー・お抹茶を楽しんでおられました





次は青森へ



はやぶさに乗って青森へ
列車到着前 秋田方面は前方 青森方面に行く人はホーム後方で待つようにとのアナウンスに???となってたら ここで切り離しだった






青森到着 



2度目の利用 天然温泉淡雪の湯 ドーミーイン青森に宿泊
前回は強風・悪天候で外の景色を見る事ができなかったが



お湯に浸かりながら 青森の港を見下ろすことができます



エントランスにりんごジュースのサーバーがあって これも高ポイント










国際芸術センター青森
青森公立大学敷地内にあるアートの展示と教育普及・アーティスト・イン・レジデンスをかねたセンター 青森駅からバスにゆられ約40分で到着



往きは学生さんにつられて 大学棟のこの停留所で降りましたが



その次のこの並木をぬけた



ロータリーで降りた方が センターへのアクセスがわかりやすいです
(学生さんに聞いても 知らない人が多くて 困った)





四季のアーケード



安藤忠雄 設計




森の中に忽然と現れる 無機質な建物









「currents/undercurrents - いま、めくるめく流れは出会って」展を開催中





























入館料は無料ですが 寄付大歓迎
御礼にポストカードがもらえます





ライブラリー併設のラウンジもあるけど その中のカフェは休業っぽく 売店もないので しばし時間をかけてみたい場合はおやつ持参がお勧め



野外彫刻の散策路Mapを受付でもらって 廻ってみることに





「青森-円2005・2017」 







「雲谷-Ⅰ」



「アナモルフォーシス3(歩ける彫刻)」






「関係-時の杖」






「作られた自然」



「森にある壁」




「隣人たち」





「記憶の風景」




「グッバイ・パパ、グッバイ・ママ」





「植物になった白線」のはず

どの作品も風雨にさらされ マップに掲載されている写真とはかなりギャップがあるうえに緑が生い茂り なかなかみつけられず 
ちょっとしたスタンプラリー気分








青森県立美術館



1月に来た時はこんなんだったけど



今回は新緑がまぶしい季節に再訪







かさなりとまじわり展・アートフェス2024 つらなりとはらっぱ展 開催中




ミクストメディア 
これは実際目で見るのと 写真で取ったものをみるのと 違ったものにみえて 面白い






美術館堆肥化宣言
一、美術館とは事後的に見出された直接行動にひも付く腐植の一形態である。
二、美術館もまた乱調にあり。その渦中に“生の下支え構造(リビング・インフラ)”を現象せよ!




美術館の仕事って
人気作家の作品を集めて 入場者数を競い合うイメージが強かったけど
こんな崇高なる文化的な志しで運営している美術館があるのなら まだまだ日本も捨てたもんじゃないぜと思わせてくれる企画







と感動したわりには全然写真を撮っておらず・・・・

皆さん 是非行ってみてください




十字路-CROSSROAD


展示室ではなくパブリックスペースなどで展示されていて 見落としたもの多数 後悔・・・



美術館堆肥化宣言の展示説明が面白かったがちょっとグロなので写真はなし



手縫いの赤十字旗



Tシャツ生産国マップ






A-FACTORY
りんごのお菓子・加工品・シードルがメインのショップ
お土産に向いている品が多い



青森市森林博物館
元は営林局庁舎だった建物
緑の大切さ 森林と人間の結びつきをテーマにした博物館









内装は木を生かしたデザインに改装されていて 外観ほど見どころがない・・・




ではそろそろ空港に向かう時間 
あんにょん青森







FDAにて名古屋まで✈️
冬に悪天候でフライトキャンセルだったのでリベンジ
大手キャリアよりCAさんのサービスが格段上
乗る度に好感度がUPのナイス・キャリア