岐阜県多治見市にショート・トリップ

ずっと行ってみたかった 藤森 照信 氏 設計の『 多治見市モザイクタイルミュージアム 』へ




ドアの取手が見つからないとオタオタしていたら、ガーっと開いた まさかの自動ドア





ランプシェードも素敵




受付でミュージアムチケットと工房体験の代金を払って、まずは同じフロア左側の体験コーナーへ
土日は予約制
平日はお席が空いていれば、すぐ出来ます。
コースター・フォトフレーム・小物入れから好きなものを選び、係の方から簡単な説明を受け作成

ハート・丸・葉っぱ・四角・細長棒状 好きなタイルを選んでペタペタ木工用ボンドで貼って完成

ボンドが乾くまで館内を見学という順路





4階









各地から集められた洗面・お風呂のタイルたち






3階は製造工程や歴史がたどれるコレクションの展示




試作段階の施釉磁器モザイク
この後 大量生産に成功し、笠原町は一大タイル生産地へ




はり板
タイルを並べ 表面に紙を貼付け 乾いたものを出荷
現場で接着剤を塗った壁に貼付けた後 紙をはがす 
なるほど





収蔵庫大公開 ーモザイクタイルの過去・現在・未来ー

年代順に並べられたタイルたち






可愛い色目だけどよくみると結構残酷シーン




2階は産業振興エリア 
生活の中でタイルを生かす提案スペース









階数表示や



各設備のサイン(こちらは授乳室)ピクトグラムもすべてタイルで可愛い








建物外観・内部ともデザイン性が高く見ごたえあり 体験コーナーも楽しかったです
大人同士でも親子でも楽しめる施設





出回っている写真は高原の中にポツンとあるイメージを想像させるけど




住宅街に忽然と現れるロケーション 笑











セラミックパークMINO 
磯崎新氏設計



こちらは丘陵地に溶け込むように建っている
(66号線 東濃なんじゃもんじゃ街道沿いにあるバス停『セラパーク現代陶芸美術館口』から10分程登る)

会議場なども備えた複合施設になっていて 奥には茶室がみえる









その中の『岐阜県立現代陶芸美術館』で開催されている
富山・茨城・東京・山口と巡回してきたこちらの『フィンランド・グラスアート』展へ













年代順に3章にわけ展示
木の型枠が北欧らしさを感じさせる

第1章はフィンランド・グラスアートの台頭
アルヴァ・アアルト夫妻とグンネル・ニューマンの作品



アルヴァ&アイノ・アアルト <アアルト・フラワー>






<カラー>





<スキー・パトロール>



<白樺の森>



<円錐>



<ファセット I>





グンネル・ニューマン



















第2章 黄金期の巨匠たち カイ・フランク









氷山



プリマヴェーラ



杏茸



緑の太陽<タビオ・ヴィルッカラ>






湖の宮殿 ユニーク・ピース 




8人の花嫁




知恵の樹 <オイヴァ・トイッカ>










第3章 「フィンランド・グラスアートの今」
マルック・サロ





それぞれの美術館がポスター起用する作品が違うのも興味深い このフィンランド・グラスアート展巡回

こちらの美術館は作品との距離感が程よく じっくりと鑑賞できてました。





「ムーミンの食卓とコンヴィヴィアル展」は場内撮影禁止に付き ここフォト・コーナーで写真はおしまい





また興味のある展示があれば是非再訪したい素敵な美術館でした


















ー おまけ ー





お昼ごはん 

多治見駅から徒歩5分の『curva+』さんへ




一般住宅をリフォームしたような店内 








3種盛りをお願いする気満々だったら注文時 『今日はビリヤニもあります』と言われたので



豪快なチキンが乗ったビリヤニと



ちょこっとカレー添え ¥1,800

お味噌のカレーってどんな?と思ったけど 味噌の香りもスパイスもちゃんと両立した 今まで食べたことのないカレーでした
付け合わせのアチャール類も ヨーグルト・卵も完璧なハーモニーを奏でる一皿



同行者がオーダーした牛すじとごぼうの味噌風味カレーと牡蠣のグラタン風カレー 2種盛り
グラタンからめっちゃチーズが糸を引いてて美味しそうでした。














おやつタイムは 『 喫茶わに 』さんへ

1階の左半分がカフェ部門 右半分と2階部分が本屋さん





カウンターでオーダー・お支払い
お水とおしぼりをセルフで取ってお席で待つ




出来上がりまで本屋さんをブラブラ
さすが やきもの関係の本が充実









はり板 オブジェとしても素敵



お勧め本はタイル使いのブックシェルフに見やすく展示されていました




キャラメル・チーズケーキとわに・ブレンド
すっきり味のコーヒーとねっとり濃厚チーズケーキ

どちらも大変美味しゅうございました。




同行者がオーダーした
本日のパンの中から あんバターサンドとブレンドコーヒーのセット












多治見でのお土産は何がいいか? 検索してヒットした多治見橋南交差点すぐの『 梅園饅頭 』 さん




6位ってところに妙な説得力を感じる



栗・バター入り どら焼き

栗は細かく刻んであんこに練り込んだ状態

バターはホイップされたバタークリームがうっすらと塗ってあり、この塩味がふっくら上品に炊き上げられた餡子の美味しさを引き立てる

生地はよくある『蜂蜜入りねっとり』生地ではなく、いい意味でホットケーキっぽく あくまで主役は餡子です!といったどら焼き

確かに全国第6位は納得 今まで食べたどら焼きとは どこか違うが 間違いなく美味しい一品でした








今回行けなかった美味しそうなお店や巡りたい陶芸店もたくさんあるので また訪れたい街でした