「コンサート」 | NPO法人岩手未来機構のブログ

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NPO法人岩手未来機構です。
活動報告などのお知らせを書いていきます。

私たちNPO法人岩手未来機構では東日本大震災津波復興支援を目的に、 「被災者への心のケア」を主な目的として、 海外からの著名なアーティストの被災地での 芸術に関連するワークショップや、 支援活動をサポートして参りました。

日本の心を再認識し、盛岡より復興支援の海外との交流が将来とも 継続していきますように、文化芸術面での絆を強め、さらに多くの人に知って頂くために、

2015年10月10日、11日、慈光寺(岩手県久慈市)ともりおか町家物語館(盛岡市)で【いわてとニューヨークをつなぐ邦楽コンサート】を開催いたしました。

ニューヨークから穏やかな心と音色を持つ尺八奏者ラルフサミュエルソンさん、 エリザベスブラウンさんを招き、日本からは静寂の心を伝える一弦琴奏者峯岸一水先生をお招きし、 日本の古典・現代曲を、また、東日本大震災を体験した方々の短歌集「変わらない空泣きながら笑いながら」 より取り上げた新曲が演奏されました。

両会場とも、小雨や風の強い中、100人を超える沢山の方々にご来場頂きました。

 尺八と一絃琴の落ち着きと音色は「間」「静けさ」「空間」を感じる豊かな時間になり、 日本を再認識するとともに、日本の楽器でありながらほとんどの日本人が知ることのない一絃琴のこころも 感じていただく静寂の時間を過ごすことができました。

盛岡市の会場では、終了後、峯岸先生から一絃琴を体験できる時間も頂き、実際に一絃琴にふれてみて、その音色の 音色の深さに魅了されました。


岩手未来機構は、2016 年の震災 5 年目という節目を迎えるにあたり、これまでの活動をまとめ、次へと繋げるための機会とすべく、
「いわてアートプロジェクト 2016 」という事業を展開して参ります、今日のこのコンサートは、 その趣旨を皆様にお伝えできる大切な機会となりました。

ラルフ様、エリザベス様、峯岸先生、 ご来場の皆様に心から感謝申し上げます。

なお、久慈は被災者支援無料開催でございましたが、盛岡での皆様から頂きましたコンサートの収益は、東日本大震災被災地への文化支援活動に 寄付させていただくことになっております。本当にありがとうございました。 

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岩手未来機構事務局
竹内由加子