皆様、こんにちは。
もうすぐ2年目の3月11日がやってまいりますね。
振り返ればこの震災は、大きな悲しみと共に、また多くの出会いも生み出しました。
この岩手未来機構も、被災地での出会いから、今、こうしてNPO法人の設立へと繋がっています。
本当に不思議な、そして感慨深い思いがあります。
震災後、初めて訪れた野田村。
川は全て瓦礫で埋まって、役場の天井には穴があいていました。
ガソリンが持つかどうかを心配しながらの道程でしたね。
一行は全員、すっぴんにマスク
合歓のリーダーOさんの、勇ましい長靴姿が思い起こされます。
その後、多くの方々から支援物資が届き、
アイアム(岩手未来機構の前身)のお部屋はいっぱいになりました。
女性がなかなかお願いしにくい、下着やお化粧品、鏡など
今はリーダーとなった皆さんと一緒に
何回も現地へ運ばせていただきました。
そういった中、今は顧問になられた3人のアーテイストの方々が相次いで海外から訪れ、
被災地、避難所へと ご案内させていただき、
そこから様々な出会いが広がって、NPOへと繋がっていきました。
試練は恩恵の入口。
海と道の境もなくなり、焼けた車が転がる道を走った悲しさは
朝日で黄金色に輝いた山々の神々しい美しさを見ることで癒され
炎天下にポートレイトを描き続ける画伯をサポートした大変さは
海に浮かぶ船の形をした大きな虹に癒されました。
その時は大変だ、苦しいと感じていたとしても、
見方を変えれば、大きな恵みとなって帰ってくることもあるでしょう。
このNPOでの経験の中に、私たちの心の成長の機会があるのかもしれませんね。
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山田町田の浜地区婦人会の皆さまへの
支援物資を受け付けております。
食器 タッパーなどの台所用品
日用品(シーツ類) など
震災時に戴いた支援物資が1年たち、古くなってきたそうです。
ブログをご覧になられた方、どうぞご協力をお願いいたします。
お送りになられる際は、どうぞご一報下さいませ。
岩手未来機構
019(613)7781
杉田 靖子
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