今日は仙台のおっちゃん、及び仙台のおっちゃん2が我が家に来ていただけることになっています。
到着予定時間は9:00頃。
本日、赤前小学校(避難所)へ運び込む物の優先順位として
1,仮設住宅への入居(移動)に伴う什器備品
2,同生活必需品
これらを重点的に持って行く予定。
仮設住宅への入居(移動)に関しては、全て避難所(赤前小学校体育館)から、ハンドキャリーで運ぶことになるため。
生活必需品に関しては、トイレはあるけれどトイレットペーパーが無い、洗濯機はあるけれど洗濯用洗剤が無い、掃除をしたくても清掃用具が無いほか、仮設住宅に入居する避難者は、ゼロからの出発になる。
厳密に言えば、多くの避難者たちが津波の被害に遭い、ほぼ全ての物を失い、残ったのは『借金だけ』という人が大多数である。
よって「マイナス」からの出発と言っても過言では無いであろう。
だが間近に控える仮設住宅の入居を見据え、色々な準備を避難者個々人が、やれる範疇では行っています。
そこで今回各種ご支援をいただいた方達からの、心温かい救援物資が活きてくることになります。
当然避難所自体にも相応の物資は抱えています。
その在庫と今回ご支援いただいた物資の量を勘案し、78件(世帯)分へ極力均等になるように物資の量を調整します。
同避難所で管轄している在宅避難者では、常時寝たきりのお年寄りが2名います。
その方達の、仮設住宅への入居予定日の聞き取りも行って来ます。
PTA単位、個人単位ほか、必要とされている物資も、昨日までに仕分けが終わった物を再仕分けし、本日車に積み込めるぐらい積み込んで持って行きます。
仙台のおっちゃんはワンボックスカー、仙台のおっちゃん2はミニバンなので、一度に相応の物量が搬送できると思います。
仙台のおっちゃん、仙台のおっちゃん2、ご両名とも今回の震災被災者です。
そんな二人がわざわざ仙台から我が家へ来ていただき、再仕分け作業や物資の運搬作業を行ってくれます(感謝)。
何故、当の岩手県民がいないかというと(自分は除く)、それらのボランティアを幾度となく募っても、誰も名乗り出ていただける人がいなかったからです。
同じ岩手県民として、恥ずかしい限りです。
ですがこれから再度、岩手県内在住者へ本日のボランティアを募ってみます。
自分自身でも心当たりがある人が何名かいるので、直接お願いもしてみます。
今日の今日で申し訳ございませんが、それらのボランティアを行っていただける方は、9:00までに 311shinsai@ms21.jp へMailをください。
北上からの出発時刻は、10:00~11:00の間で想定しています。
どうか趣旨ご理解の上、ご協力をいただけたら幸いです。