本日はお詫びから。
私事ながら本日は体調を崩し、ほぼ寝ていました。
よって本日の進捗状況などのご説明は至らない点が多々あることをご容赦ください。
本日我が家へ運び込まれた標記物資は、延べ89箱でした。
娘に仕分け作業を手伝って貰い、一品一様ごとに分別は完了しておりますが、「何が、どの位、入荷したのか」の詳細把握までには至っておりません。
明日も幾ばくかの物品搬入が行われると思うので、まとめてのご報告とさせてください。
本日入荷し、仕分けだけが完了した各種支援物資は、現在下記写真の様な状況になっています。
89箱入荷した際は、8畳間が二間続きで山積みになっていた状況でしたが、仕分け作業を行ったら何とか、その1/4程度にまでなりました(箱の数=スペース)。
先にご報告したとおり、本日は先日まで入荷した支援物資を仙台のおっちゃん、多摩のおっちゃん、計二名へと託し、赤前小学校(避難所)へと「ご支援頂いてくれた皆様の気持ち」と共に運んで貰いました。
赤前小学校にて、同校副校長へ支援物資を引き渡す(13:30頃)
相変わらず、超フレンドリーな副校長でした
今回の各種支援物資を同校(同避難所)へ支援することになった趣旨をおさらいします。
同校(同避難所)では、再三再四自衛隊や、行政などにそれらの物資要請を出しておりましたが、一切入ってくることはありませんでした。
また、今現在でもそれらの物資が、関係機関から同校(同避難所)へは入荷していないのが実情です。
そこでそれらの物資だけを、Amazonのサイトで支援を呼びかけた。
この様な経緯、趣旨がございます。
ここは重要なことなので、改めてご認識頂きたいと思います。
我が家へ配達した経緯については、宮古市広域に宅配業者が、未だ宅配してくれていない現状であります(今現在でも)。
よって我が家へと、一時的に各種物品搬入を行い、そこで仕分け作業などを行った後、赤前小学校(避難所)へとピストン輸送している現実があります。
実例として、現在宮古市立田老第一小学校へも各種支援を始めておりますが、Amazonのサイトへ登録するに当たり、同校副校長へ宅配可否の確認を行い、「大丈夫」との返事をいただき、それを踏まえAmazonのサイトで「配達先」を同小学校にしましたが、Amazonから本日下記内容のメールが届きました。
「配送業者が宮古市を配送不能地域に指定していることが原因」
その「ほしい物リスト」は未だ完全ではありませんが、下記となります。
http://www.amazon.co.jp/registry/wishlist/SRAI1JLT6SVF/ref=cm_wl_rlist_go
宮古市立田老第一小学校については、昨今の市町村合併により同校の住所が変わっております。
それがWebへ未だ反映されていないのが実情であり、自分は宮古市教育委員会、及び同校に指示された住所を「配達先」にしています。
これも配達先を我が家へと、後ほど修正しなければいけませんが、これが実情であります。
大幅に横道に逸れてしまいましたが、上記経緯、及び趣旨をご理解頂きたく思います。
本題の赤前小学校の話に戻ると、上記理由のために、必要であっても入手できない物のご支援を仰いでいます。
本日夕方に、赤前小学校の及川総逸郎校長と自分とで電話でお話をしました。
その際言われたことは「欲しくても、入手できない物のご支援をいただき、支援くださった皆様へ感謝しています」と言われていました。
また「落ち着くまでしばらく時間がかかると思いますが、落ち着き次第ご支援をいただいた皆様へお礼状を出したい」との申し出がありました。
中には「匿名」でご支援頂いた方が多数おりますが、住所、氏名を送り状へ記載してくださった方には、赤前小学校の校長より、お礼状が届くはずなのでしばしお待ち頂ければ幸いです。
※これは同校長より自分が預かった、ご支援頂いた皆様への伝言です
私事ですが、今現在ご支援をいただいた方の総数として、500名を上回るかと思います。
また同校(避難所)へは未だに130名の方が避難されています。
よって、同校からの「お礼状」が届くまでには応分の期間を要すると思いますので、しばしお待ち頂ければ幸いです。
以下余談
赤前小学校(避難所)から出た要望として、女性用のサニタリー用品が困りました。
「羽の付いたナプキン」とか「夜用のナプキン」「生理用のショーツ」などと言われた際、自分は男なのでそれらの知識など一切無く、「は~」という気持ちでした。
心の中では「なんだそれは」とか「そんな物あるの」ほか、色々戸惑いました。
それらは一切自衛隊や行政などへ物資要望を出しても、1つも入ってこない。と言われ、よほど切羽詰まった物なんだな。としか考えていませんでした。
帰宅してそのことを嫁さんに聞いてみると、馬鹿じゃ無いの?みたいな顔をして、色々と教えてくれました。
その話は理解できる物の、実体験が無いもので(当たり前ですが)、いまいちぴんと来ませんでした。
ですが本日、ご支援頂いたそれらの物を赤前小学校(避難所)へ持って行ったところ、大喜びされていたそうです。
それを聞いた時始めて、「本当に必要とされている物だったんだ」と実感した次第です。
本題に戻って、
今回皆様にご支援を仰いだ内容は全て、自衛隊や行政などが、全く支援してくれていない物品ばかりです。
だからこそ、赤前小学校の校長(男性)、特に副校長(女性)はもの凄く感激していたのだと思います。
最後に、
「避難所の要望が贅沢になってきた」という声を聞く機会が多くなってきました。
今回のAmazonには挙げていませんでしたが、口紅やファンデーションと言った、いわば「無くても生きていける物」が当該リストへ数多く含まれていたことは事実です。
地震や津波などで多くの人たちが、着の身着のままで避難され、我が家を失い、やっと最低限の食生活(ご飯、味噌汁、おかず一品)に順応し、生きることが保証された上で、やっと次のステップへと踏み出したところだと思います。
これも女性用サニタリー用品同様、自分には全てを理解できる範疇では無いですが、「応援したい」と言う気持ちがわき出てきます。
素朴に、多くの女性は化粧をされていますよね。
避難所へ避難している女性は、化粧をしたくても、化粧品が無いから、化粧を行っていないだけの話です。
これって、自分の偏見?でしょうか。