本日15時、衆議院に維新を代表し、維新の議員立法案である「インターネット誹謗中傷対策推進法案」を提出しました。

 

 

これは、政府の本件問題の対策案である「侮辱罪の厳罰化」への対案として、私がリーダーを務める日本維新の会党本部の「インターネット誹謗中傷対策プロジェクトチーム」で作成したものです。

 

・経緯

 

 今年の1月、インターネット上の誹謗中傷などにより自ら命を絶たれたプロレスラーの故・木村花様のお母様である木村響子様らから吉村洋文(日本維新の会副代表・大阪府知事)に対して対策の要望がありました。

 

これを受けて大阪維新の会大阪府議会議員団で議員提案の対策条例の作成が進められることになりました。

 

同時に、地方自治体だけの対策では限界があるため、国会においても対策法を作る必要があると考え、予算委員会において私がこの問題について岸田総理らへ質疑、対策を提案いたしました。

 

(質疑の動画。背景等にも触れつつ問題のポイントを質疑しています。)↓

 

 

さらに、日本維新の会党本部に国会議員、地方議員が参加したプロジェクトチームを立ち上げることを進言させて頂き、今年2月に私を長とするPTが発足しました。

 

PTでは木村響子様や木村響子様が代表を務めていらっしゃるNPO法人Remember HANAの皆様、有識者、関係省庁などからのヒアリングや意見交換を行いつつ、集中的に議論を重ねてきました。

 

・有識者・関係団体・関係省庁からのヒアリング・意見交換

 

2月24日 京都大学大学院法学研究科教授 曽我部 真裕様

3月7日  総務省・法務省・警察庁

3月15日 NPO法人 Remember Hana 木村響子様、佐藤大和様ら

3月31日 国際大学准教授 山口真一様

 

・日本維新の会インターネット誹謗中傷対策プロジェクトチームメンバー

 

リーダー  岩谷良平(衆議院議員)

メンバー  浦野靖人(衆議院議員)

       音喜多駿(参議院議員・日本維新の会政調会長)

       金沢ひろたか(東大阪市議会議員)

       黒田たけし(神戸市議会議員)

       笹川おさむ(大阪府議会議員)

       中司宏(衆議院議員)

       広野みずほ(大阪府議会議員)

       前川きよしげ(衆議院議員・弁護士)

       三木しんじろう(神戸市議会議員)

       岬まき(衆議院議員)

事務局長 松本ときひろ(品川区議会議員・弁護士)

 

・内容

 

ネット誹謗中傷対策の政府案(侮辱罪の厳罰化)に対する維新の対案です。

 

立憲民主党も対案を提出済みですが、政府案も立憲案も対策として不十分だと考えており、維新案は事前予防から事後救済までを総合的に推進する法案となっています。

 

 

条文はこちら↓

2022年5月12日 (木)【インターネット誹謗中傷対策推進法案】提出のお知らせ|ニュース|活動情報|日本維新の会 (o-ishin.jp)

 

 

この問題は被害者やその家族などに重大な被害を与えると同時に、今後のデジタル社会の進展においても放置できない非常に大きな課題です。

 

与野党各党には本法案について真摯な議論をお願いしたいと思います。

 

なお、すでに大阪府においては大阪維新の会大阪府議会議員団提出の対策条例が可決されています。

 

大阪府議会、ネット中傷防止条例が成立 4月施行: 日本経済新聞 (nikkei.com)

 

今後は本PTで、この大阪府条例同様の条例を各地方議会で成立させるべく取り組んでいく方針です。