委員会での私の松井知事への質問が毎日新聞(大阪版)で報道されました。

以前から取り上げている「地震時等に著しく危険な密集市街地」についてです。

東日本大震災以降、津波の危険性ばかりが取り上げられていますが、阪神大震災を思い出せば揺れによる倒壊と火災も非常に危険です。

特にこの危険な密集市街地は、大地震の際にはその地区がほぼ焼失してしまうという極めて危険な地域です。

何千、何万という人命がかかったこの問題には引き続き取り組んで行きたいと思います。


以下記事の引用です。


松井知事:不燃領域率「40%目指す」大阪市内の密集市街地災害対策で /大阪
毎日新聞 2013年10月23日 地方版

 松井一郎知事は22日の府議会常任委員会で、大阪市内の密集市街地の災害対策で、耐火建築物や公園が占める指標「不燃領域率」を20年度までに40%以上とする目標を示した。現状は38・9%で、延焼を食い止める公園や道路の整備、老朽住宅の除却対策、都市計画で「防火地区」に指定することなど、具体案を今年度中に詰める。

岩谷良平氏(大阪維新の会)の質問に答えた。生野区や東成区などのJR環状線外側には、戦災を免れた老朽木造住宅が密集している。市はこのうち、不燃領域率が38・9%の1300ヘクタールについて、優先的に対策に取り組んでいる。40%以上になれば延焼する危険性が大きく減るとの科学的知見があり、府が目標としている。

 公園整備など対策の多くは市の役割であることから、府は市と連携して進捗(しんちょく)状況の把握に努めるという。【熊谷豪】