嵐のような選挙戦からはや3週間。


いよいろ大阪府議会議員としての任期が始まりました。


ここに至るまで多くの皆さんに本当にお世話になりました。誠に申し訳ございませんが、公選法の規定により、お礼を述べることができません。ご理解賜れれば幸いです。


さて、まだ3週間ですが、遠い昔のように感じます。


選挙の経験が全くない私にはそれほど非現実的な毎日だったということです。


2011年4月10日、大阪府議会議員選挙(東成区選挙区)の結果は、


徳永しんいちさん 14529票
岩谷良平       15186票

その差わずか約650票。

これだけの僅差ゆえに、一票の重み、ありがたさがより一層身に染みて感じています。

選挙を勝ち抜くために必要とされるカネも組織も知名度もない30歳の一市民、一若者の私に府民の皆さん、東成区民の皆さんは大阪、東成の未来を託して下さいました。

家族に政治家がいるわけでもありません。生活が苦しく、友人宅に居候しながら仕事をしていた時期もありました。従来なら到底府議会議員選挙に立候補することすら考えられなかった私のような一若者が、立候補し、そして誰一人変わることがないと思っていた世襲三代の地盤がひっくり返りました。

まさに大阪が変わりはじめたことを示す、象徴的な選挙戦だったと思います。


いま、大阪、そして日本は非常時です。

平常時であれば、議員も地元の集まりにこまめに顔を出し、冗談の一つでも言って、「いい人」を演じていればよかったでしょう。議員としての能力より、政治屋としての能力が勝敗を決めていました。

しかし、非常時においては、結果が求められます。

今までの議員像、政治家像では通用しません。

何十年と続いた地盤がひっくり返る、その歴史的なうねりの中に当事者としてかかわった私にはそう確信できます。

結果を出さなければ、当然私も政治家を続けることはできません。

府民の皆さん、東成区民の皆さん、4年間、大阪府議会議員・岩谷良平を吟味し、評価していただくようお願い致します。

必ず皆さんの期待に沿えるよう、大阪・東成の未来に希望が持てる、そんな結果を出して見せます。

大阪府議会議員 岩谷 良平