●前回の話 超~悲劇【4】
家じゅうの給水管は全て新しくなった
トイレの床も復旧した。
後は便器をはめるだけ…
Sさんがサービスで「便器取り付けますよ」と言ってくれたので、お願いした。
すると…
またもや、超~悲劇が起こった!
S「申し訳ございません、うちの職人が便器を割っちゃいました」
この便器、35年使ったご老体、職人が軽く締めただけでパキッと割れた、という、もしかしたら元々ヒビが入っていたかもしれない。なぜなら、老化したパッキンの一部だけ変形していた。
「この対処はいかほどに?」
S「あの~、ご相談なんですが、この際、新品の便器を購入していただくというのは、いかがでしょーか? お詫びと言っては何ですが値段はうちの仕入値だけでいいです、ウォシュレット取り付けもやります」
普通なら「何で俺がゼニ出さなイカンねん! おめーとこの職人がやった事だろーが! 弁償せいや~ごらぁ」
…と言うところだが、さっき言ったとおり、そもそも便器にヒビが入っていた可能性が否定できない。
それに、Sさんは、家じゅうの給水管入れ替え工事を9万円台の見積もりでやってくれた、これは激安で他の業者ならこの3倍くらい掛かるだろう。この便器代を考慮してもまだまだ安い。
今後の付き合いも考えて、ここはひとつ相手の言い分を認めてあげよう
「それでいいですよ」
S「ありがとうございます、今の便器はかなりの節水になりますから水道代の節約でいずれ元が取れると思います」
約3万円で節水トイレになった、と思えばいいか…
確かに今までよりはるかに少ない水量でウ○コが流れとる。
案外早く元は取れそう…
超~悲劇はいくつか重なったけど、全てゼニのチカラで解決~ハッピーエンドで終わりますた
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