娘家族が慌ただしく帰って行った。

 

あまりの慌ただしさ故、見送りをすることも出来ず、心残りだった。

 

「どうだった?飛行機の中は、子供達はお利口にしていた?」

 

「死ぬほど大変だった。 ジ・エンド・・・。」

 

そうとう騒いだようだ。

 

 

今回の帰途、娘は大きな荷物を抱え、孫2人を引き連れていた。

 

主人が空港まで送っていったのだけれど、出来る事なら自宅まで送り届けたい気持ちだったろう。

 

時には前後に2人をくくりつけ、力強く子育てをしている娘の姿を見ると、母親になったんだなーと、しみじみ思う。