娘夫婦と、同級生が経営しているお店に行ってきた。

 

富岡の中華料理店に嫁ぎ、東北の震災で甚大な被害を受け、その後の原発事故で移住を余儀なくされた一人である。

 

ここ湯本に、以前と同じ 『桃源』 という名で再びお店を出した。

 

 

当時と変わらぬ元気な声で迎えられ、ラーメン3種を注文する。

 

堅焼きそば、スーラーメン、担々麺。

 

3人でちょっとずつ食べまわす。

 

どれを食べても美味しかったが、やはり私は堅焼きそば党。

 

 

その堅さを最後まで楽しみたいので、すぐさま具をズルッと皿の周りにずらす。

 

酢をかけて、麺をわざと柔らかくする人もいる中で、このやり方は邪道だ、と言われたこともあるが、ほっといて、この食べ方が一番美味しいと思っているのだから。

 

ただ、唇の周りがあんかけだらけになるのは避けられないので、若い頃には涙をのんで避けていたメニューである。

 

今は思う存分食べられる。

 

又行こうっと!