来月はまるまる一ヶ月間、英会話の授業はお休み。

一緒に勉強している女将さん達も、しばし本業に専念する。


今月最後の授業は、『外国のお客様にイベントの説明をする』という内容。

季節にぴったりあっていて、普段以上に身が入る。


この意気込み、学生時代に欲しかった。

そこで、なぜ英語の授業は面白くなかったんだろうと、ツラツラ考えてみた。

先ず、英語をマスターする意味が掴めていなかった。

あくまでも暗記物の一つに過ぎなかった。

次に、教師の発音が、未熟だった私にすらおかしなものに思え、通じないよねこれでは、なんて上から目線で感じていた。

だからとは言え、積極的に独学する意気込みも無く。

結局、最も苦手な教科になってしまった。


その点、今は違う。

英語をマスターすれば、海外旅行がより楽しくなると言うことを知ってしまった。

更に今では、仕事に役立つという実用性もある。

ネイティブの教師にも恵まれた。

発音に関しては、日本語なまりの英語でも通じる気もしている。

そして何より、楽しい。

9月からの再開が待ち遠しいぐらいである。


ただ、残念なのは外国人のお客様がほとんど無いということ。

湯本の旅館の女将さん達は、手ぐすね引いて待っていますよ、実践英会話のチャンスを。