先日、地元の中学生を対象に、講演(?)をさせて頂いた。

内容は、観光業における実情と今後の取り組みについて。

15分間という、講演としては短いものだが、人前で話をするのが苦手な私にとっては、相当長く感じられる時間である。

ましてやその中学生達が来春の修学旅行時に、東京は新橋の駅前で、いわきの事を知ってもらう為にイベントを開催する、その参考になればという意図で開催されるらしく、私の他にも市から2名が参加した。

中学生達の真面目な取り組みに賛同し、生半可な気持ちで臨むのは失礼かと、何年か振りに真面目に長い文章をを書いた。


話し初めてまもなく、、幾分なりとも気持ちに余裕が出来た頃、生徒達を見渡した。

驚いたことに、70~80名の生徒達が、全員顔を上げ話を聞いてくれていた。

大げさな言い方をすれば、一人一人と目が合った。

図らずしも、話をしている私の方が感動してしまった。


なんて、良い子達なんだ。

お陰で、思わずその後の話に力が入ってしまった。

終わってみれば、15分をオーバー。

家で読み上げてみた時は、12分少々しかかからなかったのに。


聞き手が真剣だったので、つい、アドリブも入れてしまったせいですね。

良い経験をさせて頂きました。