今年2024年は2月に29日のある”うるう年”です。
幼い頃は”うるう年”はオリンピックのある年と覚えていましたが、
今年の開催都市はパリ。そして前回2020年は東京でした。
実際には世界的なコロナ禍の影響で、開催は1年延期となりましたが、
2021年に開催された「2020年東京オリンピック」と記録されています。
わずか3年前のことですが、すでに“喉元過ぎれば…”の
日本人的な性分で、どうでもいい記憶となりつつあります。
4年に1回しかない「2月29日」です。ちなみに私の連れ合いは
1960年のこの日に生まれているようですが、
戸籍上は「3月1日」が誕生日となっております。
両親と産院の間で何らかの“相談”があったのでしょうね。
映画関係者の中には数は多くはありませんが、「2月29日」を
誕生日として記録されている方がいます。
”日本映画の父”牧野省三の息子であり、映画監督としても
名を馳せたマキノ雅弘は1908年生まれ。
そして、2011年に亡くなった私の大好きな俳優・原田芳雄も
1940年のこの日が誕生日のようであります。
このことは以前に「2月29日に生まれた人・・」の
タイトルで記事も書いています。ご興味があればそちらへ。
以下は、いつも通りに前月ひと月に読んだ本と雑誌のまとめです。
「invert 城塚翡翠倒叙集」相沢沙呼/講談社文庫
☞私の世代は「刑事コロンボ」を思い出す。前作「medium」と共に読むべき作品。
「騙る」黒川博行/文春文庫
☞古美術業界を舞台に、人間の欲望と騙し合いを描くミステリーの連作。面白い。
「推しの殺人 」遠藤かたる/宝島社文庫
☞地下アイドルが事務所の社長を殺害…。宝島社の広告宣伝につられて読んだ。
「親密な手紙」大江健三郎/岩波新書
☞個人的な思い出(手紙)が読書への誘いとなるような著書のはずです…。
「キネマ旬報 2024年2月増刊 キネマ旬報ベスト・テン発表号」キネマ旬報社
☞文句なく納得のいく個人賞は磯村勇斗。助演男優賞という括りでいいのかな…。
▼私の“ツン読”状態の本棚はさらに本が増え続けております…