「午前十時の映画祭13」公式サイト

 

1月に名古屋駅前のミッドランドスクエアシネマの「午前十時の映画祭」で見た作品は、私にとってスクリーン初見の『バベットの晩餐会』。第60回アカデミー賞で外国語映画賞を受賞し、日本公開は1989年の作品です。日本はバブルの絶頂の頃、個人的には2人目の子供が生まれた年で、映画を見る日々とはほとんど無縁の頃でした。あせる

 

この頃から2000年過ぎまでは、私にとっては映画鑑賞“不毛”の時代です。それでも幼い子を連れて平成版「ゴジラ」や「東映まんがまつり」には出かけていましたが、館内では寝倒していて、ほとんど映画作品を見たという実感がありません…。今はそれもいい思い出です。劇場はミッドランドスクエアシネマ(シニア当日1,200円)。グッド!

 

 4月からの「映画祭」の作品とスケジュールは 「午前十時の映画祭14」

 

バベットの晩餐会

『バベットの晩餐会』(1987年、監督・脚本/ガブリエル・アクセル、原作/カレン・ブリクセン、撮影/ヘニング・クリスチャンセン、音楽/ペア・ヌアゴー)

 

以下は「午前十時の映画祭13」の公式サイトに記載されている映画『バベットの晩餐会』の紹介ストーリーです。

 

19世紀末、デンマークの小さな漁村。牧師の娘マーチーネ(ビルギッテ・フェダースピール)とフィリパ(ボディル・キュア)は、厳格な父の教えを守り、結婚もせず、清貧のまま年老いていた。

 

そんなある日、フランスから亡命してきたバベット(ステファーヌ・オードラン)が家政婦として働くことに。老姉妹は亡き父の生誕100年記念の晩餐会に村人を招くことを計画するが、そんな折、バベットに1万フランの宝くじが当たったという知らせが届く。クラッカー

                                                                                                                          

バベットの晩餐会

 

19世紀後半、デンマークの小さな漁村で牧師だった父の遺志を継ぎ慎ましく生きる初老の姉妹。ある日、彼女たちのもとにひとりのフランス人女性がやってくる。彼女はメイドとして姉妹に仕えるが、ある日偶然買った宝くじで大金を手にする。かつてパリのレストランで働いていた彼女は、賞金を使って豪華なディナーを計画する。合格

 

20世紀のデンマークを代表する女流作家カレン・ブリクセンの小説を映画化した作品。デンマークの辺境で質素な生活を送る初老の姉妹を描く導入部分が意外に長くてタイトルの“バベット”はいつ登場するのか…というような前半でした。やがてパリコミューンで家族を失ったフランス人女性が登場し、家政婦として姉妹に仕える。

 

そして、自身の困難な時代を支えてくれた姉妹と村民の人々へ、主人公のバベットが感謝の気持ちを込めて作り提供するフランス料理のフルコース。そのバベットの調理風景やゴージャスな晩餐会の様子が、作品後半の大きな見どころとなっています。映像では理解できない“味覚”の領域ですが、料理の背景に“愛情”は欠かせないと…。パー

 

バベットの晩餐会

 


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