2023年の新年を迎えたと思っていたら、もう3月も最終日となりました。明日からは新年度の4月が始まる。日々の時の経過は、加齢(≒老い)と共に速度をアップすることは間違いないことに思えます。いつも通りこの1ヵ月の映画鑑賞のまとめです。3月後半に見たのは以下の11本の作品で、月間では19本の劇場鑑賞となりました。本日のブログ記事はアメリカン・ニューシネマ時代のカーアクション映画の傑作といわれる『バニシング・ポイント』。劇場は名古屋シネマテーク(シニア会員1,000円)。グッド!

 

 @伏見ミリオン座

『ちひろさん』(2023年、監督/今泉力哉)

『コンペティション』(2021年、監督/ガストン・ドゥプラット、マリアノ・コーン)

『零落』(2023年、監督/竹中直人)

 @名古屋シネマテーク

『バニシング・ポイント』(1971年、監督/リチャード・C・サラフィアン)

『私のはなし部落のはなし』(2022年、監督/満若勇咲)

 @センチュリーシネマ

『メグレと若い女の死(2022年、監督/パトリス・ルコント)

 @ミッドランドスクエアシネマ2

『オットーという男』(2022年、監督/マーク・フォースター)

『死体の人』(2022年、監督/草苅勲)

 @ミッドランドスクエアシネマ

『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』(2023年、監督/阪元裕吾)

『湯道』(2023年、監督/鈴木雅之)

『シン・仮面ライダー』(2023年、監督/庵野秀明)

 

バニシング・ポイント

『バニシング・ポイント』公式サイト

 

以下は映画『バニシング・ポイント公式サイトに記載の紹介ストーリーです。

 

陸送屋のコワルスキー(バリー・ニューマン)は、70年型ダッジ・チャレンジャーをデンバーから1200マイル離れたサンフランシスコまで15時間で届けるという無謀な賭けをした。爆走するその車を追って各州警察が追跡を開始。

 

警察無線を傍受した盲目の黒人DJスーパー・ソウル(クリーヴォン・リトル)は、ラジオでその模様を実況中継する。大勢の野次馬やメディアが押し寄せる中、コワルスキーは、ブルドーザーが道路封鎖するバニシング・ポイント<消失点>に向かってアクセルを踏み込んでいく…。爆弾

 

バニシング・ポイント バニシング・ポイント
 

コワルスキーはコロラド州デンバーから1200マイル離れたサンフランシスコまで、白の70年型ダッジ・チャレンジャーを15時間で届ける賭けをする。交通法規を無視して暴走する彼を警察が追う中、警察無線を傍受した盲目の黒人DJスーパー・ソウルがラジオで実況中継を開始。コワルスキーの逃走劇は世間の注目の的となるが…。目
 

映画のオープニングは、各州の警察を嘲るように暴走するコワルスキーの車を止めるため、道路を封鎖するブルドーザーが配置される場面。そこからコワルスキーがその暴走をスタートする地点まで遡り、物語は紡がれていきます。その暴走の理由も単なる“賭け”というだけで、余分なことは語らず、カーアクションシーンが続く。

 

ラジオの実況中継がきっかけとなり、コワルスキーの暴走はマスコミにも注目さるようになる。そこで彼がベトナム戦争で名誉勲章を受けた後、レースドライバーや警官の職を経験していることが明かされる。とはいっても彼が“消失点”に向かって突き進む動機の明示はなく、1970年前後の時代に倦んだからと私は解釈しました。パー

 

(1971年、監督/リチャード・C・サラフィアン、脚本/ギレルモ・ケイン、原案/マルコム・ハート、撮影/ジョン・A・アロンゾ 、音楽/ジミー・ボーウェン

バニシング・ポイント

 


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