銀平町シネマブルース

『銀平町シネマブルース』公式サイト

 

ようやく3月に劇場鑑賞の作品にたどり着きました。できればスクリーン鑑賞の映画は、鑑賞からあまり日を置かずにサクサクとブログに記事をアップしたいのですが、なかなか思うようにはいきません。観賞から記事のアップまで1ヵ月以上の間隔を空けないように今は努めていますが、果たしてこれからどうなりますことやら…。

 

本日記事にする映画『銀平町シネマブルース』は、『アルプススタンドのはしの方』『恋のいばら』の城定秀夫が監督、『れいこいるか』『神田川のふたり』のいまおかしんじが脚本を手掛けています。時代遅れの地方都市の小さな映画館、そこを舞台に繰り広げられる人間模様のドラマ。センチュリーシネマ(シニア会員1,100円)。グッド!

 

銀平町シネマブルース 銀平町シネマブルース

 

以下は映画『銀平町シネマブルース』公式サイトに記載の紹介ストーリーです。

 

かつて青春時代を過ごした町・銀平町に帰ってきた一文無しの青年・近藤(小出恵介)は、ひょんなことから映画好きのホームレスの佐藤(宇野祥平)と、映画館“銀平スカラ座”の支配人・梶原(吹越満)と出会い、バイトを始める。

 

同僚のスタッフ、老練な映写技師(渡辺裕之)、個性豊かな映画館の常連客との出会いを経て、近藤はかつての自分と向き合い始めるが……。DASH!

 

銀平町シネマブルース

 

映画館では、同僚の女性スタッフをはじめ、常連客の売れない役者やミュージシャン、映画の世界に夢を見ている中学生ら、個性あふれる人々と出会う近藤。このままでは廃業に追い込まれかねない“銀平スカラ座”のために、彼らと協力して資金調達をしようとしたり、60周年記念イベントを開催して集客に努めようとする。あせる

 

そんな中、近藤が元映画監督であったことが明かされ、彼の所持するPCには未編集の撮影素材があることがわかります。梶原は画面に登場する女優が近藤の亡くなった妻と思い込み、この作品を60周年記念イベントの目玉にしようと言い始める。彼の応援もあって近藤は手つかずだった映像の編集を始め、作品を完成させます。

 

今年になってから『バビロン』『エンパイア・オブ・ライト』『フェイブルマンズ』など、大いなる映画愛に触れた作品に出会っています。城定監督がメガホンを取った本編も、映画愛というか“映画館愛”を発揮した作品。撮影の映画館に選ばれたのが、埼玉県の現役のミニシアター川越スカラ座とのこと。おそらく本編の完成後には、この劇場で上映は行われたはず。その場で鑑賞すれば感激は大きいでしょうね。パー

 

(2022年、監督・編集/城定秀夫、脚本/いまおかしんじ、撮影/渡邊雅紀、照明/小川大介、録音/松島匡、美術/羽賀香織、音楽/黒田卓也)

銀平町シネマブルース

 


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