2本の映画いずれもNetflixですでに配信の作品ですが、劇場での先行上映で11月にスクリーン鑑賞しました。1本目の映画『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』は、アカデミー賞を受賞した『シェイプ・オブ・ウォーター』『ナイトメア・アリー』などで知られる鬼才ギレルモ・デル・トロが、アニメーションで描くピノッキオの物語。

2本目の映画『バルド、偽りの記録と一握りの真実』は、『レヴェナント 蘇えりし者』『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』で2年連続アカデミー監督賞を受賞したアレハンドロ・G・イニャリトゥ監督が自伝的要素も盛り込み、ひとりの男の心の旅路を描きます。伏見ミリオン座(シニア会員1,100円×2)。グッド!
 

『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』公式サイト

 

以下は映画『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』公式サイトに記載の紹介ストーリーです。

 

アカデミー賞受賞監督ギレルモ・デル・トロと、数々の賞を受賞したストップモーションアニメの巨匠マーク・グスタフソンが、カルロ・コッローディ著の名作童話を蘇らせます。木でできた不思議な人形の男の子ピノッキオが世界をつなぐ魔法の冒険を繰り広げ、苦難を乗り越えていく、命をも与えられる愛の力を描く物語です。

 

ギレルモ・デル・トロのピノッキオ

 

子供を失ったおもちゃ職人のゼペットが作った操り人形のピノッキオに命が宿り、本物の人間になりたいと願うようになったピノッキオは、冒険の中で様々な苦難を乗り越えていく…というお話。Disney+で配信されている実写版『ピノキオ』(監督/ロバート・ゼメキス)もあるので、監督名も添えて「ピノッキオ」としているのかな。

 

世界中で愛される名作のお馴染みのストーリーを、ギレルモ・デル・トロと『ファンタスティックMr.Fox』でアニメーション監督などを務めたストップモーションアニメの名匠マーク・グスタフソンが共同で映像化。嘘をつくと木の鼻が伸びるピノッキオの弱点(?)が、巨大鯨の体内からの脱出に際して有効に機能するというのはオリジナルからあるエピソードには思えない…。本編のオリジナルなのでしょうか。パー
 

(2022年、監督・脚本/ギレルモ・デル・トロ、監督/マーク・グスタフソン、脚本/マシュー・ロビンス、撮影/フランク・パッシンガム)

ギレルモ・デル・トロのピノッキオ

 

 

 

                                  

 

『バルド、偽りの記録と一握りの真実』公式サイト

 

以下は映画『バルド、偽りの記録と一握りの真実』公式サイトに記載の紹介ストーリーです。

 

同作は、主人公シルヴェリオの濃密かつ感動的な心の旅路を美しい映像とともに描く、壮大で心奪われる物語。ロサンゼルスを拠点に活動するメキシコの著名なジャーナリスト兼ドキュメンタリー映画製作者のシルヴェリオは、権威ある国際的な賞の受賞が決まった後に故郷へ戻ることになり、メキシコへと旅立つ。

 

まさかこの何でもない旅行をきっかけに、生きる意味すら見失うことになるとは知らずに…。かつての自分の愚かさと恐怖心は、現在のシルヴェリオの在り方を脅かし、彼の日常は戸惑いと疑問で溢れていく。あせる

 

バルド、偽りの記録と一握りの真実

 

ロサンゼルスを拠点に活躍する著名なジャーナリストでドキュメンタリー映画製作者のシルベリオ(ダニエル・ヒメネス・カチョ)は、権威ある国際的な賞の受賞が決まり、母国メキシコへ帰ることに。しかし、何でもないはずの帰郷の旅の過程で、自らの内面や家族との関係、自らが犯した愚かな過去の問題とも向き合うことになる。

 

『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』の監督アレハンドロ・G・イニャリトゥですから、シルベリオが体験したり心象風景を描く映像は大胆かつ幻魔的という印象です。全編を見終え、もしかしたらこれは主人公の“脳内”で起きていることなのか…と感じたのは、『バードマン』の鑑賞が尾を引いているから(?)。ダリウス・コンジが65ミリフィルムで撮り上げたメキシコの風景も印象的です。パー

 

(2022年、監督・脚本・編集/アレハンドロ・G・イニャリトゥ、脚本/ニコラス・ヒアコボーネ、撮影/ダリウス・コンジ、美術/エウヘニオ・カバレロ)

バルド、偽りの記録と一握りの真実

 


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