7月に劇場鑑賞の最後の2本です。1本目の映画『グレイマン』はアンソニー&ジョー・ルッソ兄弟がメガホンを取ったアクション映画。『ブレードランナー 2049』のライアン・ゴズリングと、『アベンジャーズ』シリーズのクリス・エバンスが初共演を果たしたNetflix配信作品。劇場はセンチュリーシネマ(シニア会員1,100円)。

 

2本目の映画『エルヴィス』は、“キング・オブ・ロックンロール”と称されるエルヴィス・プレスリーの人生を、『ムーラン・ルージュ』『華麗なるギャツビー』のバズ・ラーマン監督がメガホンを取り映像化。オースティン・バトラーがプレスリー役に抜擢され、マネージャーのトム・パーカーを名優トム・ハンクスが演じています。劇場はミッドランドスクエアシネマ2(シニア当日1,200円+Atmos200円)。グッド!

 

グレイマン

『グレイマン』公式サイト

 

通称「グレイマン(見えない男)」と呼ばれる優秀なCIAの工作員コート・ジェントリー(ライアン・ゴズリング)は、ある日、組織の超重要機密を知ってしまったことから、命を狙われるはめになる。非情な工作員のロイド・ハンセン(クリス・エバンス)はコートに賞金をかけ、あらゆる手段を使ってコートを仕留めようとする…。

 

派手なアクションシーンが続く本編。脚本を担当したのは『アベンジャーズ』『キャプテン・アメリカ』シリーズなど、マーベル・シネマティック・ユニバース作品の脚本を数多く手がけるクリストファー・マルクスとスティーブン・マクフィーリー。Netflixの配信に先行する劇場公開でしたが、本編はより大きな画面で見るべきです。

 

グレイマン グレイマン

 

ドラマはライアン・ゴズリングとクリス・エバンスの対決が大きな見どころですが、そこに絡んでくるのが『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』でもアクションを披露していた女優アナ・デ・アルマス。ゴズリングとは『ブレードランナー 2049』、エバンスとは『ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密』ですでに共演済みです。

 

彼女の役柄は、コートを援護することになるダニ・ミランダという女性工作員。この映画について予備知識のない状態の鑑賞でしたから、『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』以上に彼女のアクション・シーンが織り込まれていたのは、何より嬉しかったですね。彼女を注目している映画ファンは見逃すことができない作品です。パー

 

(2022年、監督/アンソニー・ルッツ、ジョー・ルッツ、原作/マーク・グリーニー、撮影/スティーブン・ウィンドン、音楽/ヘンリー・ジャックマン)

グレイマン

 

 

 

                                  

                                  

エルヴィス

『エルヴィス』公式サイト

 

以下は映画『エルヴィス』の宣伝チラシに記載の紹介ストーリーです。

 

若くして謎の死を遂げたスーパースター、エルヴィス・プレスリー(オースティン・バトラー)。彼が禁断の音楽“ロック”を生んだライブの日から世界は一変した。センセーショナル過ぎるパフォーマンスから若者に熱狂的に愛された一方で、中傷の的になり警察の監視下に置かれる。型破りに逆境を打ち破る伝説と、裏側の危ない実話。彼を殺したのは誰なのかはてなマーク

 

エルヴィス

 

腰を小刻みに揺らし、つま先立ちする独特でセクシーなダンスを交えたパフォーマンスでロックを熱唱するエルヴィス。女性客を中心とした若者たちは興奮し、小さなライブハウスから始まった熱狂はたちまち全米に広がっていく。その興行を仕切るのが、トム・ハンクスが演じる強欲なマネージャーのパーカーです。パンチ!

 

しかし、またたく間にスターとなった一方で、保守的な価値観しか受け入れられなかった時代に、ブラックカルチャーを取り入れたパフォーマンスは世間から非難を浴びることになる。やがて故郷メンフィスのライブ会場では警察に監視され、マネージャーのパーカーも逮捕を恐れてエルヴィスのパフォーマンスを阻止しようとする。

 

1958年生まれの私のプレスリーに対するイメージは、本編の最終盤となるラスベガスのステージのパフォーマンスあたり。不健康な太り方と死の報道の記憶もあります。この映画ではエンディングで当時のプレスリーの映像が盛り込まれていますが、やはり若き日のプレスリーを演じるオースティン・バトラーの熱演でしょう。パー

 

(2022年、監督・脚本/バズ・ラーマン、脚本/サム・ブロメル、クレイグ・ピアース、撮影/マンディ・ウォーカー、音楽/エリオット・ウィーラー)

エルヴィス

 


にほんブログ