「午前十時の映画祭11」公式サイト

 

昨年から再開した「午前十時の映画祭11」の大トリを飾った作品は、私のグループAの上映館ではアンソニー・ミンゲラ監督の『イングリッシュ・ペイシェント』。1996年の製作映画ですから、公開当時は映画鑑賞から程遠い生活だった私は今回が初めてのスクリーン鑑賞です。そういう意味では“映画祭”というのは実に有り難いです。

 

1930~40年代の戦時下を舞台に、2つの大陸にまたがって繰り広げられる愛の物語を壮大なスケールで描く本編。ブッカー賞を受賞したマイケル・オンダーチェの小説「イギリス人の患者」を原作に、アンソニー・ミンゲラが監督・脚本を手掛けています。劇場はミッドランドスクエアシネマ(シニア当日1,200円)。グッド!

 

イングリッシュ・ペイシェント

『イングリッシュ・ペイシェント』(1996年、監督・脚本/アンソニー・ミンゲラ、原作/マイケル・オンダーチェ、撮影/ジョン・シール、編集/ウォルター・マーチ、音楽/ガブリエル・ヤーレ)

 

以下は「午前十時の映画祭11」の公式サイトに記載されている映画『イングリッシュ・ペイシェント』の紹介ストーリーです。

 

1944年、第二次大戦末期のイタリア。飛行機事故で全身に火傷を負い、生死をさまよう男が野戦病院に運び込まれた。看護婦のハナ(ジュリエット・ビノシュ)は部隊を離れ、廃墟の修道院で男の看護を続けていたが、記憶を失くしていた男は、断片的に甦る過去を話し始める―。アルマシー(レイフ・ファインズ)という名のその男は、サハラ砂漠で地図を作っていたが、そこでキャサリン(クリスティン・スコット・トーマス)という人妻と出会い―。ラブラブ

 

イングリッシュ・ペイシェント

 

第二次世界大戦中だった1944年、イタリア。飛行機事故で全身にやけどを負い、記憶を失った男性アルマシーが野戦病院に運び込まれてくる。映画は、このアルマシーが献身的な看護婦ハナに語る、自身の体験してきた愛と冒険の思い出…。あせる

 

アルマシーはハンガリーの伯爵家に生まれた冒険家で、かつてはアフリカの砂漠で地図作りに没頭していたのですが、1938年、アフリカの地で人妻キャサリンと運命的な出会いをする。荒涼とした砂漠を背景に、彼らの熱愛は思いのほか燃え盛っていく。最初は抑制の効いていたアルマシーですが、次第に歯止めの効かない状態に…。

 

キャサリンとアルマシーの恋の行方を見届けることになる終盤に至り、映画のオープニングの2人が飛行するシーンの“幸福感”に満ちた映像の意味が腑に落ちます。戦時下の男女の恋愛を情感豊かに描いた本編は、アカデミー賞では作品賞、監督賞、ジュリエット・ビノシュの助演女優賞など9部門で受賞を果たしています。パー

 

イングリッシュ・ペイシェント

 


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