本日も7月に見た外国映画の“2本立て”記事です。できれば鑑賞して間もない作品の記事をアップしたいのですが、鑑賞順を守る私は少しづつ遅れたタイミングでブログに記事を綴っています(汗)。1本目の映画『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』は、エミリー・ブラント主演のサスペンスホラーのシリーズ続編(ミッドランドスクエアシネマ2、シニア当日1,200円)。


2本目の映画『クローブヒッチ・キラー』は、『荒野にて』『ゲティ家の身代金』で注目を集めた若手俳優チャーリー・プラマー主演のサスペンススリラー。かつ16歳の少年の“父越え”を描くドラマのようにも思えました。劇場は名古屋シネマテーク(シニア会員1,000円)。グッド!

 

クワイエット・プレイス 破られた沈黙

『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』公式サイト

 

以下は『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』公式サイトに記載の紹介ストーリーです。

 

“音を立てたら、超即死”という極限の世界を生きるエヴリン一家。 最愛の夫・リーと住む家をなくしたエヴリン(エミリー・ブラント)は、産まれたばかりの赤ん坊と2人の子供たち を連れ、新たな避難場所を求めノイズと危険が溢れる外の世界へ旅立つが...。 

 

突然、“何か”の襲撃に遭い、廃工場へ逃げ込んだ一家は、謎の生存者エメット(キリアン・マーフィ)に遭遇する。 彼との出会いを発端に、新たな謎と脅威が明らかとなり、一家の運命は激しく動き始める。 「極限の劇場体験!」 恐怖と緊張の新体感サバイバルホラー メラメラ

 

クワイエット・プレイス 破られた沈黙 クワイエット・プレイス 破られた沈黙

 

音に反応して人類を襲う“何か”によって文明社会が荒廃した世界を舞台にしたサスペンスホラー。“何か”といっても前作を見ている方であれば、それは地球外生物であり、やたらと足の速い凶暴な“エイリアン”ということはご存じのはず(汗)。その造形はプロモーションの映像には登場することはありませんが、映画『エイリアン』の“直系”のように思えます。グー

 

生まれたばかりの赤ん坊と耳の不自由な娘のリーガン(ミリセント・シモンズ)、息子のマーカス(ノア・ジュプ)を連れ、新たな避難場所を探して旅に出たエヴリン。脅威に満ちた、瞬時に殺戮を受けるような外の世界で、いつ泣き出すかわからない赤ん坊を抱えて彷徨います。

 

不安を抱える母親を支えるのは、気が弱くても心優しい息子マーカスと、聴覚に難があっても度胸のあるリーガン。そして、今作で初登場のエメットです。ドラマの設定を見ていると、やはり第1作目を鑑賞してから見るべきシリーズ第2作目という気がします。“エイリアン”の弱みなどの描写は、やはり前作を見ている見ていないで、少し理解に差が出るかもしれません。パー

 

(2021年、監督・脚本/ジョン・クラシンスキー、撮影/ポリー・モーガン、美術/ジェス・ゴンコール、編集/マイケル・P・ショーバー、音楽/マルコ・ベルトラミ)

クワイエット・プレイス 破られた沈黙

 

                                                 

 

クローブヒッチ・キラー

 

以下は映画『クローブヒッチ・キラー』公式サイトに記載の紹介ストーリーです。

 

16才の少年タイラー(チャーリー・プラマー)は、信仰を重んじる小さな町の貧しくも幸せな家庭で暮らしている。ある日、ボーイスカウトの団長も務め、町でも信頼の厚い父親ドン(ディラン・マクダーモット)の小屋に忍び込んだタイラーは、猟奇的なポルノや不穏なポラロイド写真を見つけてしまう。爆弾

 

調べを進めてゆくにつれ、10年前に起きた未解決事件「巻き結び(クローブヒッチ)連続殺人事件」の犯人が父親ドンなのではと、日ごと疑惑は増すばかり。同じく事件を追う少女カッシ(マディセン・ベイティ)に協力を求め、真相を究明しようとするが…。

 

クローブヒッチ・キラー クローブヒッチ・キラー

 

主人公は、信仰を重んじる小さな町で貧しくも幸せな家庭に暮らす16歳の少年タイラー。ある日、タイラーはボーイスカウトの団長も務め、町でも信頼の厚い父親ドンの小屋に忍び込み、猟奇的なポルノや不穏なポラロイド写真を見つけてしまう…。オヤジが思春期の息子の隠しているポルノ雑誌などを発見するシチュエーションとは、真逆の物語のスタートです。あせる

 

そして、父親の“秘密”の品々を不審に思ったタイラーは独自に調査を進めます。そこで父親が10年前に起きた未解決事件「巻き結び(クローブヒッチ)連続殺人事件」の犯人ではないかとの疑念を深めていくわけです。タイラーは同じくこの事件を追う少女カッシに協力を求め、真相を究明しようとしますが、そのことにより“恋人未満”の2人の身に危険が迫ります。

 

チャーリー・プラマー演じる主人公の父親ドンを演じるディラン・マクダーモットですが、彼の漂わす雰囲気と演技が非常に重要な作品といえます。終盤に至ってからの“父越え”のドラマの展開に、正直強引なものを感じましたが、私には面白いサスペンス作品でした。パー

 

(2018年、監督/ダンカン・スキルズ、脚本/クリストファー・フォード、撮影/ルーク・マクーブリー、美術/ラティシャ・ドゥアルテ、音楽/マット・ベリグダン)

クローブヒッチ・キラー

 


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