守谷市

 

1月の後半は、昨年新居を構えた娘夫婦の住む茨城県の

守谷市へしばらく出掛けていました。

娘が出産間近のタイミングの折、上の子の

遊び相手になってくれ、というわけです。 真顔

 

守谷は秋葉原始発の「つくばエクスプレス」に乗れば、

快速で30分少々。ちょうど同じ時期にテレビ放映された

「出没!アド街ック天国」では、“ほぼ東京”と紹介されていました。

 

守谷市

 

娘夫婦の上の子も4歳になっていますから平日は保育園。

遊び相手のジイジの出番は、平日の夕方以降と週末限定です。

 

ですので、平日の日中は自由な時間があり、

地元スーパーの売り場をウロウロと見て回ったり、

観光案内に載っているような場所に出向くことになりました。ニヤニヤ

 

 

守谷市に“城”があったことを知れば、“プチお城オタク”の

私としては、やはりその城址を見てみたくなります。

「守谷城址公園」は石垣を組むような時代以前の

土地を生かした城の姿を想像させる場所でした。

 

そして、城址公園とつながるように展開する「野鳥のみち」

私が出掛けたのは午前中の少し遅めの時間でしたが、

今までに見たことのない野鳥の姿や、その囀りを聞けました。

ここは「アド街ック天国」の第1位、納得です。ウインク

 

▼守谷市の八坂神社。娘の無事の出産を祈念してまいりました。

 

“サンデー毎日”の日々にも関わらず、読書の時間は減っている今日この頃。

以下は、いつも通りに前月ひと月に読んだ本と雑誌のまとめです。グッド!

 本

 

「沢田研二 」中川右介/朝日新書

☞歌謡界の“頂点”を極めるまでのジュリーを追う、データと史実に基づいた本。

 

「血の歌」なかにし礼/‎毎日新聞出版

☞森田童子がなかにし礼の姪と初めて知りました。小説「兄弟」も読む予定。

 

「シン・関ヶ原」高橋陽介/講談社現代新書

☞通説となった「関ヶ原の戦い」を、当時の正しい姿にすべく検証を続けた著書。

 

「ヘンな日本美術史」山口晃/祥伝社

☞雪舟の絵の凄さや「洛中洛外図」の世界など、興味の尽きない論考が続く。

 

「趣都」山口晃/講談社

☞ 漫画雑誌に発表した“画家”の連載漫画の単行本。手描き作画の“街歩き”。

 

「美術展ぴあ2026 」ぴあMOOK/ぴあ

☞東海圏と関西方面を対象にして、今年出かけたい美術展をまとめてチェック。

 

「鈴木しづ子 」KAWADE道の手帖/河出書房新社

☞赤裸々な性愛と生活の軌跡を表現し、戦後まもなく消えた女流俳人を追跡。

 

「NHK俳句」2026年2月号/NHK出版

☞俳句作りを始めて今年で8年目。今号も採用はありませんが、日々精進です。

 

私の“ツン読”状態の本棚はさらに本が増え続けております…

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アグリーシスター 可愛いあの娘は醜いわたし

『アグリーシスター 可愛いあの娘は醜いわたし』公式サイト

 

1月最後の火曜日に、会員特典のポイントが倍になる伏見ミリオン座で3本連続鑑賞した映画の1本は、この映画『アグリーシスター 可愛いあの娘は醜いわたし』。誰もが知る童話「シンデレラ」をモチーフに、ノルウェーの新鋭監督エミリア・ブリックフェルトが描くゴシック・ボディホラーで、ブリックフェルト監督の長編デビュー作。

 

本編では「シンデレラ」で主人公をいじめる意地悪な義姉妹のひとりを主人公に、王子の妃に選ばれるため想像を絶する痛みと恐怖を伴う身体改造を施す姿を通して、暴走する美への執着と狂気を描きます。伏見ミリオン座(シニア会員1,200円)。グッド!

 

アグリーシスター 可愛いあの娘は醜いわたし

 

以下は映画『アグリーシスター 可愛いあの娘は醜いわたし』公式サイトに記載の紹介ストーリー(一部)です。

 

――スウェランディア王国のユリアン王子(イサーク・カムロート)は、淑女たちの憧れの存在。彼と結婚するために、彼女たちは日々努力を重ね、美しさに磨きをかける――エルヴィラ(リア・マイレン)は、母レベッカ(アーネ・ダール・トルプ)の再婚のために妹アルマ(フロー・ファゲーリ)とこの王国へとやってきた。

 

ユリアン王子の花嫁になることを夢見ながら…。 新しい家族となる義姉妹のアグネス(テア・ソフィー・ロック・ネス)は、家柄に恵まれたとても美しい女性。一方、エルヴィラは矯正器具に覆われた口元、ふくよかな体形、こじんまりとした鼻、つぶらな瞳。しかし、アグネスの父が急逝したことで事態は一変する。――  ドンッ

 

 

名声と金銭そして愛欲の強いレベッカはアグネスを貶め、実の娘エルヴィラを国王の花嫁にするため手段を選ばずに美を施してゆく。そんな中、ユリアン王子の花嫁候補を集めた舞踏会が開かれるとの案内が届く。母親に急き立てられるようにして、エルヴィラの肉体改造も鼻から始まり、瘦身のための“秘策”と急ピッチで進みます。あせる

 

最初はいかにも“もっさり”した感じで、舞踏の練習場に行っても強烈な“ダメ出し”を指導者から受けることになるエルヴィラ。それでも王子の花嫁になることばかりを夢見てきた彼女は、簡単にはあきらめません。その一途さは、ある意味少女の健気さとも言えなくはない。ただ、彼女の背後には欲深い母親レベッカという存在がある…。

 

舞踏会の当日は、素晴らしく綺麗に仕上がったエルヴィラに最初は注目が集まりますが、「シンデレラ」としてアグネスが登場すると、エルヴィラの物語は完全に暗転します。瘦身のための“秘策”を施した結果や、「シンデレラ」の靴に合わせるための行為など、童話の世界から大きく飛躍したグロテスクな描写が全編を貫いています。

 

本編が長編デビュー作となるエミリア・ブリックフェルトは、ノルウェー出身の女性監督。エルヴィラの生き方と周囲の状況に、現代にも繋がるテーマ性を打ち出している気がします。なお本編は、3月に決定する第98回アカデミー賞において、わが国の『国宝』と共にメイクアップ&ヘアスタイリング賞にノミネートされています。パー

 

(2025年、監督・脚本/エミリア・ブリックフェルト、撮影/マルセル・ザイスキンド、美術/サビーヌ・ビード、クラウディア・クリムカ=バルツチャク)

アグリーシスター 可愛いあの娘は醜いわたし

 


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『落下の王国 4Kデジタルリマスター』公式サイト

 

ここ最近は、週2回ペースで名古屋に映画を見に出掛けています。会員になっている映画館の特典を最大限に利用したいということで、毎週火曜日は会員特典のポイントが倍になる伏見ミリオン座での鑑賞になりがち。1月最後の火曜日は3本連続鑑賞です。

 

そのうちの1本が本日の映画『落下の王国  4Kデジタルリマスター』。2008年の日本公開以来、配信されることなく“幻”とされ続けてきたカルト的なファンタジー映画で、今回の4Kデジタルリマスター版では、オリジナルの劇場公開版ではカットされた新たなシーンも追加されています。劇場は伏見ミリオン座(シニア会員1,200円)。グッド!

 

 

以下は映画『落下の王国  4Kデジタルリマスター』公式サイトに記載の紹介ストーリーです。

 

時は1915年。映画の撮影中、橋から落ちて大怪我を負い、病室のベッドに横たわるスタントマンのロイ(リー・ペイス)は、自暴自棄になっていた。そこに現れたのは、木から落ちて腕を骨折し、入院中の5才の少女・アレクサンドリア。DASH!

 

ロイは動けない自分に代わって、自殺するための薬を薬剤室から盗んで来させようと思いつきの冒険物語を聞かせ始める。それは、愛する者や誇りを失い、深い闇に落ちていた6人の勇者たちが、力を合わせて悪に立ち向かう【愛と復讐の叙事詩】―。

 

 

長編デビュー作『ザ・セル』で鮮烈なビジュアル世界を展開し、注目を集めたターセム監督が2006年に製作した長編第2作の本編。構想26年、撮影期間4年をかけて完成させたオリジナル作品で、CG映像に頼らず、13の世界遺産と24カ国以上に及ぶロケ撮影を敢行。壮麗な映像と独創的な世界観が今回の上映でも話題を呼んでいます。クラッカー

舞台は今から1世紀以上前の1915年。映画の撮影中に大怪我を負ったスタントマンのロイは、病院内で5歳の無垢な少女アレクサンドリアと出会う。自暴自棄のロイは動けない自分の代わりに、アレクサンドリアに薬剤室から自殺用の薬を持って来させようと考え、彼女の気を引くために即興で作り上げた“冒険物語”を語り始めるのです。

 

その物語は愛する者や誇りを失い、深い闇に沈んだ6人の勇者たちが力を合わせて悪に立ち向かう壮大な展開だった。ロイがアレクサンドリアに語るこの物語世界が、世界各地でロケ撮影され、ターセム監督が創出した映像美によって表現されます。その圧倒的な4Kデジタルリマスター版の映像は、やはり劇場スクリーンで見るべきです。

本編のドラマとしての展開は、終盤になって2人の関係が崩れかけると、“冒険物語”も悲惨な結末に向かって進んでいく…。それでも最後は、少女アレクサンドリアの願いは受け入れられるエンディングに。見終えてから邦題「落下の王国」って、まさに映画の世界のことを表現したのかと感じる、“映画愛”に満ちた作品と気づきます。パー

 

(2006年、監督・脚本/ターセム、脚本/ダン・ギルロイ、ニコ・ソウルタナキス、撮影/コリン・ワトキンソン、美術/ゲド・クラーク、衣装/石岡瑛子)

 


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「血湧き肉躍る任侠映画 其の弐」上映作品

 

坂本九の主演映画『坊っちゃん』を午前中に鑑賞したラピュタ阿佐ヶ谷。午後からは「血湧き肉躍る仁侠映画  其の弐」と題する企画で2本の作品を連続鑑賞しました。1本目の映画『監獄博徒』は、鶴田浩二の主演する東映「博徒」シリーズの第二作。2本目の映画『侠勇の花道  ドス』は、今回の企画上映のラインナップの中で唯一の松竹作品で、主演は長門勇です。劇場はラピュタ阿佐ヶ谷(シニア当日1,200円×2)。グッド!

 

『監獄博徒』(1964年、監督・脚本/小沢茂弘、脚本/村尾昭、原案/石山久三郎、撮影/山岸長樹、美術/大門恒夫、編集/堀池幸三、音楽/菊地信輔)

 

日清戦争の勝利に湧く時代。囚人1,500人を収容し、生地獄と呼ばれる三池監獄では、名古屋から下関までの上方組と九州組の二大勢力が対立していた。獄房の中、上方組を仕切っているのは立花猪三郎(鶴田浩二)、九州組は門司の萩原組の兄弟分・熊谷勇(大木実)が取り仕切っていた。そして上方組に新たに加わるのが文吉(山城新伍)。

 

文吉は下関・瀬戸口組の二代目で、彦島埋立工事の縄張り争いで父親を闇打ちにした梨岡組の親分を射殺して、監獄に入ったのだった。この梨岡組の後ろ盾になっているのが門司の萩原組(その組長を演じているのは天津敏)という設定。そのため熊谷は梨岡組と縁つづきとあって、上方と九州の対立は以前にも増して激しくなる。パンチ!

 

死期を間近にした恋女房と子供に会わせるため、男気を発揮し与之助(里見浩太朗)の脱獄に手を貸す立花。しかし、その努力の甲斐もなく、女房の死に目にも会えず、与之助は凄惨なリンチの末に亡くなり、立花は懲罪房へ叩き込まれる。その一部始終を知った熊谷は、立花という人物に惚れこみ、義兄弟の契りを結ぶことになる。

 

全編を監獄の中だけで通すと、仁侠映画のスタイルにならないのではないかと心配しましたが、終盤には立花と熊谷はそろって出所します。そして組の存亡の危機を迎えていた瀬戸口まつ(高千穂ひづる)に助太刀する形で、最後は萩原組に殴り込みをかけることになります。高千穂ひづるの女侠客ぶりが新鮮な印象の映画です。パー

 


                                  

 

『侠勇の花道 ドス』(1966年、監督/松野宏軌、脚本/高岩肇、桜井義久、斎藤次男、撮影/片岡清、美術/森田郷平、編集/太田和夫、音楽/鏑木創)

 

唐辰組の代貸・梅林(長門勇)は神崎組の代貸・新藤(小松方正)に襲われた唐辰組組長(月形龍之介)をかばって人を斬り、務所送りとなります。何年ぶりかで娑婆に出た梅林にとって、唐辰組も病床にある初代にかわり、二代目の昌太郎(田村正和)が取り仕切るのを見て、世の移り変りの激しさに目を見張ることになる…。目

 

ブームにあやかって松竹でも柄にあわないやくざ路線を模索したという一編。物語は大正末期から昭和初期にかけての越後が舞台で、石油採掘の利権に関わる対立が背景にあります。刑務所帰りの長門勇が初代の親分の遺言を守り、ダメな二代目をかばいながら任俠道を守り続けるも、最後は封印した“ドス”を抜くことになります。

 

梅林と心を通わすようになるお菊を演じる香山美子ですが、可憐な彼女の姿を見ていて映画は松竹作品と感じる部分がありました。また、神崎組から唐辰組に送り込まれ二代目を調略する獰猛な策士・秋原を演じているのは菅原文太。凄みのある風貌で、完璧な悪役ですが、終盤の長門勇との対決は見せ場としては物足りない印象。パー

 

 


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本日は2月に突入しましたので、いつも通り一ヵ月の映画鑑賞のまとめです。1月の後半に見た映画は以下の12作品、1月はトータルで22本のスクリーン鑑賞となりました。今年も昨年と変わらぬ“月20本”を劇場鑑賞の目安にしたいと思っております。目

 

 @ラピュタ阿佐ヶ谷 <東京>

『坊っちゃん』(1966年、監督/市村泰一)

『監獄博徒』(1964年、監督/小沢茂弘)

『侠勇の花道  ドス』(1966年、監督/松野宏軌)

 @ミッドランドスクエアシネマ2

『MERCY マーシー AI裁判』(2026年、監督/ティムール・ベクマンベトフ)

 @ミッドランドスクエアシネマ

『ショーシャンクの空に』(1994年、監督/フランク・ダラボン)

『恋愛裁判』(2025年、監督/深田晃司)

『ランニング・マン』(2025年、監督/エドガー・ライト)

 @伏見ミリオン座

『アグリーシスター 可愛いあの娘は醜いわたし』(2025年、監督/エミリア・ブリックフェルト)

『落下の王国』4Kデジタルリマスター(2006年、監督/ターセム)

『黒の牛』(2024年、監督/蔦哲一朗)

 @ナゴヤキネマ・ノイ

『喝采』(2024年、監督/マイケル・クリストファー)

『マルドロール  腐敗』(2024年、監督/ファブリス・ドゥ・ヴェルツ)

 

ショーシャンクの空に  午前十時

 

今年度の「午前十時の映画祭15」は映画ファンからのリクエストをもとに構成された上映プログラムで展開しています。3月の終了まで、残すところは現在上映中の作品を含めて4作品。いずれも劇場で鑑賞したことのある映画ばかりですが、時間がうまく組めれば再度スクリーン鑑賞したいと思っています。本日の記事も“再見”の一本です。

 

アカデミー賞7部門で候補になるも無冠に終わった映画『ショーシャンクの空に』ですが、今も世界中でファンを増やし続けている名作といえます。長編初監督のフランク・ダラボンは、この後にも『グリーンマイル』『ミスト』などキング作品を映像化しています。劇場はミッドランドスクエアシネマ(シニア当日1,200円)。グッド!

 

ショーシャンクの空に  午前十時

『ショーシャンクの空に』(1994年、監督・脚本/フランク・ダラボン、原作/スティーヴン・キング、撮影/ロジャー・ディーキンス、音楽/トーマス・ニューマン)

 

以下は「午前十時の映画祭15」の公式サイトに記載されている映画『ショーシャンクの空に』の紹介ストーリーです。

 

1947年、銀行員であったアンディ・デュフレーン(ティム・ロビンス)は、妻とその愛人を射殺したという身に覚えのない罪で終身刑2回という判決を受け、ショーシャンク刑務所に投獄される。刑務所の雰囲気に馴染めず孤立するアンディだったが、希望を捨てることなく自由になることを信じ続けた。

 

そんな中、レッドと呼ばれる囚人エリス・ボイド・レディング(モーガン・フリーマン)と出会い交流を深めていく。そして、刑務所内での信頼を次第に勝ち取っていき、自らの無実の証拠を掴むのだが……。パンチ!

 

ショーシャンクの空に  午前十時

 

作品を見終えれば、どこまでも希望を失わなかった男の“脱獄”の物語であり、過酷な状況の中で生まれた男たちの“友情”の物語だといえます。刑務所からの下水道を突き抜けて、脱獄をやり遂げるアンディ。その直後の解放感に満ちた映像は、作品のビジュアルにも使われていますが、直前までは糞尿まみれの身だったわけです…。あせる

 

映画は公開当時はアメリカ本国でも、さほどの興行的な成功は得られなかったようです。スティーヴン・キングの原作「刑務所のリタ・ヘイワース」自体が中編で、大向こう受けする作品でもない。そして映像化したドラマは、大半が刑務所内での人物と出来事を追いますから、やはり地味な作品と受け止められたのかもしれません。

 

今回の鑑賞で感じたのは、本編は「カタルシス」を得るには格好の作品であるということ。一つ目はもちろんアンディの脱獄の成功です。そして、もう一つがラストで描かれるエリスとアンディの再会。この作品の“語り部”であり、全編を通して落ち着いた佇まいを見せていたモーガン・フリーマンの解放の時、素敵すぎますね。パー

 

ショーシャンクの空に  午前十時

                                                             


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