ハローマイフレンド

『ハローマイフレンド』公式サイト

 

名古屋駅西のシネマスコーレは、1983年2月に今は亡き若松孝二監督が立ち上げた映画館。開館当初は出掛けていましたが、その後は私が映画鑑賞から離れたこともありコンスタントに出掛けるようになったのは、2010年代になってからでしょうか。今や名古屋の“老舗”ともいうべきミニシアターで、映画ファンが応援すべき劇場です。

 

そのシネマスコーレに出掛けて、1年間の会員の更新手続きと合わせて鑑賞したのが、市井昌秀監督の映画『ハローマイフレンド』。東京都清瀬市を舞台に、SF映画好きの映画部員の高校生たちが、偶然出会ったエイリアンと共に過ごす“夏休み”の体験をユーモラスなタッチで綴ります。劇場はシネマスコーレ(シニア会員1,100円)。グッド!

ハローマイフレンド ハローマイフレンド

 

以下は映画『ハローマイフレンド』公式サイトに記載の紹介ストーリー(一部)です。

 

SF映画が大好きな颯は、エイリアンの映画を撮りたいと密かに思っているが、前作を酷評されたことで、脚本を書いてみたものの弱気になっていた。そんな颯の心情を知ってか知らぬか、颯のパソコンに保存されていた脚本を見つけたSF映画部員――同じ中学出身のイケメン陽向(助監督)、陽気で頭が良いメガネ男子のボンシャン(照明担当)、ぽっちゃりマイペースで音楽好きな若水(録音担当)が盛り立てる。だが颯は頑なに、本物に近いエイリアンの着ぐるみがなければ撮りたくないとごねる。――

 

ハローマイフレンド

 

ところが、夏休みを前にしたある日、清瀬の森に何かが落下してくる。学校帰りの颯と映画部の仲間たちは、落下の場所を目指すのですが、そこで傷ついた本物のエイリアンに遭遇することに。知能と学習能力の高いエイリアンの弱みを握ったことから、彼らは本物のエイリアンを使った映画づくりを始めることになります。カチンコ

 

最初は乗り気でなかった颯も、本物のエイリアンで映画を撮れるということで、両親が海外旅行に出掛けた自宅で、撮影合宿のような日々を送る、高校2年の夏休み。劇中映画のヒロインの真央子、雑誌モデルのセナ、真面目な委員長ユリも加わった撮影は順調に進みますが、出演のエイリアンが本物という秘密がバレて大騒動に…。

 

監督が『箱入り息子の恋』『台風家族』『犬も食わねどチャーリーは笑う』の市井昌秀なので鑑賞した本編。従来の商業映画の作り方と異なり、地域が主体となり、地元の高校生ら市民と、演技や脚本のワークショップを通じて、プロの映画スタッフと同じ時間を共有しながら、映画づくりをするという「ぼくらのレシピ図鑑シリーズ」の第4弾とのこと。ミニシアターでの上映にふさわしい作品という印象でした。パー

 

(2026年、監督・脚本・編集/市井昌秀、脚本/木乃江祐希、撮影/関将史、録音/岸川達也、美術/野中茂樹、編集/木谷瑞、音楽/西山宏幸)

ハローマイフレンド

 


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4月より新たにスタートした「午前十時の映画祭16」ですが、私が今回の「映画祭」で最初に鑑賞したのは、オードリー・ヘプバーンにとって唯一の西部劇出演作だったという映画『許されざる者』。ジョン・ヒューストン監督の1960年の作品でした。

 

そして今回、初めてスクリーン鑑賞したのは『トップガン』『トゥルー・ロマンス』のトニー・スコットが2001年に監督した映画『スパイ・ゲーム』。ブラッド・ピットが『リバー・ランズ・スルー・イット』のメガホンを取っていたロバート・レッドフォードと共演した作品です。ミッドランドスクエアシネマ(シニア当日1,200円)。グッド!

 

スパイ・ゲーム

『スパイ・ゲーム』(2001年、監督/トニー・スコット、脚本/マイケル・フロスト・ベックナー、デビッド・アラタ、撮影/ダン・ミンデル)

 

以下は「午前十時の映画祭16」の公式サイトに記載されている映画『スパイ・ゲームの紹介ストーリーです。

 

東西冷戦の終結と共に、CIA作戦担当官として数々の伝説を築いてきたネイサン{ロバート・レッドフォード)は引退の日を迎えようとしていた。だがそこに、自分が育て上げた若きエージェント、ビショップ(ブラッド・ピット)が、スパイ容疑で中国に身柄を拘束されたというニュースが入ってくる。爆弾

 

ホワイトハウスの意向により、CIA上層部がビショップを見殺しにすることを知ったネイサンは、秘かにビショップ救出作戦を立案/実行する。

 

スパイ・ゲーム

 

物語はCIA工作官ネイサンの引退日となるバージニア州ラングレーが主な舞台となっています。最後の出勤を控えるネイサンのもとに、かつて手塩にかけて育て上げた弟子ともいうべきビショップがスパイ容疑で中国当局に逮捕されたと連絡が入ります。

 

いつも通りにCIA本部に出勤したネイサンですが、同期であるフォルジャー次官と彼の部下ハーカーから、ビショップについての情報提供を求められます。本来ビショップは米中通商会談の盗聴作戦に従事するはずであり、無許可で持ち場を離れて異なる工作に従事していた様子。それでもネイサンは彼の救出に向けて懸命に行動します。

 

映画は、ビショップが中国から断罪されるタイムリミットのある中、アメリカのCIA本部におけるネイサンの“暗闘”ともいうべき行動が綴られます。彼とビショップが関わり合う経緯の映像を織り込みながら、ドラマの時制は過去と現在が頻繁に行き交います。若い風貌を残すレッドフォードだからこそ成り立った映画かもしれません。パー

 

スパイ・ゲーム

                                                             


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サムライ(1967)

『サムライ』公式サイト

 

5月後半になって最初に出掛けた伏見ミリオン座では、会員特典のポイント稼ぎのような連続鑑賞。香港映画『旅立ちのラストダンス』に引き続いて見たのは、フランスの名匠ジャン=ピエール・メルヴィルがアラン・ドロンを主演に迎え、一匹狼の殺し屋の生き様を描いた映画『サムライ』。フランス産のフィルムノワールの代表作の一本、今回は4Kレストア版での上映です。伏見ミリオン座(シニア会員1,200円)。グッド!

 

サムライ(1967) サムライ(1967)

 

以下は映画『サムライ』公式サイトに記載の紹介ストーリーです。

 

ジェフ・コステロ(アラン・ドロン)はいつものように完璧なアリバイを用意し首尾よく任務を遂行したが、現場を立ち去る際、ピアニストのヴァレリー(カティ・ロジェ)に顔を見られてしまう─。目

 

感情を表に出すことなく、沈黙の中で己の流儀を貫く男の姿を、説明を排し、行動と存在のみで描き出す。アラン・ドロンの代表作のひとつとして知られ、その孤高の佇まいは映画史に刻まれた永遠のアイコンとして語り継がれてきた。

 

サムライ(1967)


中折れ帽とトレンチコートを身にまとう孤高の殺し屋ジェフは、コールガールの恋人ジャーヌ(ナタリー・ドロン)にアリバイを依頼し、いつものように仕事へ向かう。今回の標的であるナイトクラブの経営者を首尾よく暗殺するジャンだったが、現場を立ち去ろうとした際にピアニストの女性ヴァレリーに顔を見られてしまう。目

 

警察の一斉検挙によりジェフも連行されるが、ヴァレリーが面通しで“なぜか”嘘の証言をしたため釈放されることに。しかし、担当の警部はジェフこそが殺し屋だと直感し、部下たちに徹底的なマークを命じ、自らジャーヌに尋問と圧力をかけます。

 

土曜の深夜に事件が起こり、日曜日を経て、月曜日にはドラマが決着する作品です。主演のアラン・ドロンが静かな佇まいで、ドラマを押し進めていきます。撮影監督のアンリ・ドカが映し出すシャープな映像、そしてフランソワ・ド・ルーベによるクールなジャズなど、これぞフランス映画のフィルムノワールという一編でした。パー

 

(1967年、監督・脚本/ジャン=ピエール・メルヴィル、原作/ゴアン・マクレオ、撮影/アンリ・ドカ、音楽/フランソワ・ド・ルーベ)

サムライ(1967)

 


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旅立ちのラストダンス

『旅立ちのラストダンス』公式サイト

 

5月後半になって最初に見た映画は、伏見ミリオン座でスクリーン鑑賞した香港映画の『旅立ちのラストダンス』。「Mr.Boo!」シリーズで日本でも人気を集めた香港の喜劇王マイケル・ホイと、香港を代表するコメディアンで俳優としても活躍するダヨ・ウォンが32年ぶりに共演を果たし、香港映画の歴代興行収入第1位を塗り替える大ヒットを記録したヒューマンドラマ。劇場は伏見ミリオン座(シニア会員1,200円)。グッド!

 

旅立ちのラストダンス 旅立ちのラストダンス

 

以下は映画『旅立ちのラストダンス』公式サイトに記載の紹介ストーリーです。

 

ウエディングプランナーのトウサン(ダヨ・ウォン)は、コロナ禍で多額の負債を抱え、葬儀業者への転身を余儀なくされる。しかし結婚式と葬式は大きく違い、様々な困難に直面する。最大の難関は、共に葬儀を取り仕切る「葬儀道士」であるマン師匠(マイケル・ホイ)に認められること。グー

 

利益の追求が第一のトウサンと、伝統を重んじるマン師匠は、考え方の違いから絶えず衝突し、二人の関係は最悪に。だがマン師匠一家と関わるうちにトウサンのわだかまりは徐々に消え、葬儀で行う儀式「破地獄」の真の意味に気づいていくのだった。

 

旅立ちのラストダンス


ウエディングプランナーとして会社を経営していたトウサンはコロナ禍で多額の負債を抱え、やむを得ず葬儀業者に転職するが、結婚式と葬式は大きく異なり、様々な困難に直面することになる。利益を追求したいトウサンに対し、ともに葬儀を取り仕切る厳格な“道士”のマン師匠は伝統を重んじており、2人は絶えず衝突する。パンチ!

 

しかし、マン師匠やその娘マンユッ(ミシェル・ワイ)と関わるうちに、マン師匠に対するトウサンのわだかまりは少しずつ消えていく。やがてトウサンは、マン師匠が葬儀で行う道教の伝統的な儀式「破地獄」の意味にも気づくようになっていく…。

日本映画では『おくりびと』という“葬送”の映画があり、最近も『ほどなく、お別れです』という葬儀業に関わる人を描く映画がありました。この香港映画も描く世界は同じですが、日本以上に“因習”の強さが強く描かれます。「家族」「伝統」「死生観」といった普遍的なテーマを背景に、新たな時代のスタイルも模索する印象です。パー

 

(2024年、監督・脚本/アンセルム・チャン、脚本/チェン・ワイケイ、撮影/アンソニー・プン、美術/イウ・ホンマン、音楽/ワンピン・チュー)

旅立ちのラストダンス

 


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5月前半の最後に名古屋駅前のミッドランドスクエアシネマで連続鑑賞した新作映画2本です。1本目の映画『ひつじ探偵団』は、ヒュー・ジャックマンが主演を務め、大好きな飼い主を殺された羊たちがその犯人を見つけ出すべく奮闘する姿を描いた異色のミステリー映画。当初は鑑賞の予定ではなかったのですが、急遽鑑賞することに。

 

2本目の映画『プラダを着た悪魔2』は、アメリカの小説家ローレン・ワイズバーガーの同名ベストセラーを原作とする2006年の大ヒット映画『プラダを着た悪魔』の20年ぶりとなる続編。メリル・ストリープ、アン・ハサウェイら前作のメンバーが再結集しています。劇場はミッドランドスクエアシネマ(シニア当日1,300円×2)。グッド!

 

ひつじ探偵団

『ひつじ探偵団』公式サイト


以下は映画『ひつじ探偵団』公式サイトに記載の紹介ストーリーです。

 

イギリスの田舎町で、愛するひつじたちと共に一人で暮すひつじ飼いのジョージ(ヒュー・ジャックマン)。彼は毎晩、たくさんのひつじたちに探偵小説を読み聞かせています。彼らが物語を理解し、その時間を楽しみにしていることも知らずに・・・


ある日、そのやさしいジョージが死体で発見されます。これが事故だと信じようとしないひつじたちは、最も賢いリーダーのリリーを筆頭に、老若雄雌!?のひつじたちが結束して捜査を開始! 手がかりを追ううちに、ジョージには47億円の巨額な遺産があったことが発覚! みんな、みんな、あやしい! 果たしてひつじたちは犯人を見つけ出し、愛するご主人の無念をはらすことができるのか はてなマークはてなマーク

 

ひつじ探偵団 ひつじ探偵団

 

作品の舞台はイギリスの田舎町。羊飼いのジョージは、愛する羊たちに囲まれながら独りで暮らしている。彼は毎晩羊たちを集めて探偵小説を読み聞かせていますが、実は羊たちは物語を理解しており、その読み聞かせの時間を楽しみにしているという驚きの設定。そんなある日、ジョージが死体となって発見される事件が起きます。叫び

 

羊たちはこれが事故だと信じようとせず、最も賢いリーダーのリリーを先頭に調査に乗り出します。やがてジョージには巨額の遺産があったことが判明。容疑者は彼の周辺にいた数人に絞られます。頼りになりそうにない地元のデリー巡査(ニコラス・ブラウン)。羊たちは愛するジョージの無念を晴らすべく犯人捜しに奔走する…。

 

作品内で羊たちの仲間の会話はすべて言語化されていますが、もちろん人間との間で会話をすることはできません。リリーを中心に羊たちは、様々に手管を使い、デリー巡査に証拠となる品や真相究明のヒントを与え続けます。当初はどうしようもないボンクラと思われたデリー巡査の終盤の大活躍。羊たちも喝采してるはずです。パー

 

(2026年、監督/カイル・バルダ、脚本・原案/クレイグ・メイジン、原作/レオニー・スヴァン、撮影/ジョージ・スティール、音楽/クリストフ・ベック

ひつじ探偵団

 

 

 

                                  

 

プラダを着た悪魔2

『プラダを着た悪魔2』公式サイト

 

以下は映画『プラダを着た悪魔2』公式サイトに記載の紹介ストーリーです。

 

トップファッション誌「ランウェイ」の“悪魔”のような編集長ミランダ(メリル・ストリープ)と、彼女の元アシスタント・アンディ(アン・ハサウェイ)。 別々の道で成長を重ねたふたりが、雑誌存続の危機に再びタッグを組むとき、ファッション業界に大旋風が巻き起こる──。 明日へのモチベーションをあげてくれる、映画という名のプレミアが、幕を開ける。クラッカー

 

プラダを着た悪魔2 プラダを着た悪魔2

ニューヨークの一流ファッション誌「ランウェイ」のカリスマ編集長として、ファッション業界の頂点に君臨するミランダ。かつてそのアシスタントに採用され、厳しく完璧主義な彼女のもとで奮闘する日々を過ごしたアンディは、現在は報道記者として活躍していた。そんなある日、「ランウェイ」の雑誌存続の危機を知ることに。あせる

 

ミランダとその右腕ナイジェル(スタンリー・トゥッチ)が雑誌存続の危機となっていることを知ったアンディは、特集エディターとして「ランウェイ」編集部に舞い戻ります。同じくアシスタントであったエミリー(エミリー・ブラント)とも再会しますが、彼女はラグジュアリーブランドの幹部として雑誌存続の鍵を握る存在…。

 

それぞれの夢と野望がぶつかり合い、ミランダの立場も危いのではないかという展開の中、彼女の“復権”に力を尽くすのがアンディ。ゴージャスなファッションショーやパーティシーンなど、見ごたえのある映像と音楽に彩られた本編ですが、メリル・ストリープとアン・ハサウェイという強力タッグの“相棒”映画といえるのかも。パー

 

(2026年、監督/デヴィッド・フランケル、脚本/アライン・ブロッシュ・マッケンナ、撮影/フロリアン・バルハウス、音楽/セオドア・シャピロ)

プラダを着た悪魔2

 


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