9月に入って、
仕事忙しいです。
また、夏の疲れか、何だか毎日ぐったり。
家でもことあるごとに、
疲れた~
とつぶやき、
気休めに栄養ドリンクを飲んでしまう。
さて、そんなワタシは通勤に武蔵野線を利用していますが、
武蔵野線の車両は長い座席が、7人掛けなんだけど、座席がフラットでしきりがないので、間を広くとって座る輩がいるんだわ。
7人掛けに6人で座ってることがよくあるんだけど、
ワタシはいつも、その非合理的な人々の振る舞いにイライラしてしまうのだ。
かといって、その3分の2人分くらいの空席に、お尻を突っ込む勇気もないし、
すみませんが、つめてくださいませんか?
なんて、なかなか言えない。
これ見よがしに、その隙間の前に立ったりすると、
すっとつめてくれる空気読める人もたまにはいるが、
自分がちょっとつめれば、もう一人座れるという簡単なことすら思いつかない想像力の欠片もない、人もいる。
そして、圧倒的にそういう憐れな輩は、太めの親父が多い。
そりゃ、巨漢男性には一人分は若干狭いかもしれないが、ちょっと我慢すればいいだけのこと。
さて、昨日ワタシは、東京始発の武蔵野線で帰ろうとして、始発なんで座れたのだが、
左隣がまさに想像力のない巨漢親父だった。
次の駅で、ワタシと巨漢の間の微妙な隙間の前に一人の女性が立った。
ああ、親父、気づけよ。
お前がつめれば、座れんだよ!
と思いをこめて、ワタシはわざと親父と逆方向につめて座り直すパフォーマンスをしてみたが、
親父無反応。。。
ああ、残念だね、この親父気づかないから座れないよね、と
ふと立っている女性を見たら。。。
あろうことか、妊婦さんであり。。。
よく見たらお腹も出ていたし、鞄に妊婦さんカードが着いてたの。
で、座らせてあげたいじゃんか。
でも、ワタシが立って席を譲るのもどうよ、じゃない?
親父がつめれば、済むのにさ。。。全くその非合理的なことったら、ない。ワタシも疲れてるしっ。
と思って、
思わず、親父の肩をつんつんして、
すみません、つめてください。
と言って、女性を座らせてあげた。
親父は、どうやらホントに想像力がないだけのヒトだったらしく、
すばやく素直につめてくれた。
逆に立ってた女性がビックリしちゃったみたいで。。。
ありがとうございます。
と言われたが、
ワタシは席を譲ったんじゃないし、当たり前の状態にしたかっただけだよ。。。
でも、その女性はえらく礼儀正しいヒトで、
電車を降りる時に、改めて
ありがとうございました。
と言って降りて行きました。。。
ヒトって、イロイロね。
しかし、こういう想像力のない親父と、一緒に仕事をする人は、イロイロ迷惑をこうむってるんだろうなと、思う。
こういう親父は
ちょっとメモをつけておいたら、わかりやすいだろうな、とか、
この書類は早めに出した方が事務の人が楽だろうな、とか、
女子社員はこういう下品なダジャレには、ひくだろうな、 とか、
そういう想像力が全くなく、ことごとく自分の都合で振る舞っているのだろうから、
周りの人は、やれやれと思っているにちがいない。
湯飲みに雑巾絞られてるかもしれませんよ(笑)
なーんてことを
思ってしまったのでした。