TOMIXの東武500系リバティの初回限定特別企画品6両セット【97934】が入線しましたので、レビューいたします。
※私はまだ実車を見たことがありません。
※ポポンデッタ製のリバティは所有しておりません。
今作の目玉として、「貫通扉の開閉状態を選択できる」というものがあり、私もどのように再現されるか大変楽しみにしておりました。
製品の初期状態です。
貫通状態を再現するために、通常状態の形状が犠牲になっていたら本末転倒だと思っていたのですが、全くの杞憂でした。
着脱可能な貫通扉とボディーの合いに不自然なところは一切ありません。
室内のパーツも外から目立つことはありません。
説明書に従って、貫通扉を外したところです。
画像は裏から見た状態です。
扉パーツを固定しているのは矢印の部分だけなので、このままでは気付いたら紛失してそうで不安になりました。
そのため私は瞬間接着剤で固定しました。
既にめちゃくちゃカッコいいです😍
隙間なく密着している様、サイドに移動した貫通扉、文句無しにカッコいい😍✨
キハ85や383系、N´EXなども、この方式を採用して頂きたいですね🙏
当然ながら幌は完全に互い違いの状態になりますが、車体同士が干渉したり、幌の中から車内が見えてしまうことはありません。
▪️ライトの点灯状態
実車はヘッドライトが6粒×2列、テールライトが3粒×2列となっています。
先に発売されたポポンデッタ製は、ヘッドライトが5粒×2列、テールライトが2粒×2列と、何故か2粒ずつ少ない形状をしていましたが、果たしてTOMIX製はどうなっているのでしょうか。
もちろんオデコのライトも実車同様、8粒と5粒となっています。
テールライトも実写通り、3粒×2列となっています。
良く見るとテールライトのさらに外側に空きがあるのが分かると思います。
こちらのスペースは先頭車が中間連結に入った時に、黄色の警戒ランプが点滅するようになっているのですが、模型では(当たり前ですが)残念ながら再現されておりません。
ライトはこのように細かい穴が空いているパーツを通して光ることにより、細かな粒の光を再現しています。
▪️全体的な出来は?
前頭部の形状は非常に満足の行く出来でしたが、サイドビューに関しても実車の雰囲気を良く捉えていると思います。(実車を生で見たことはありませんが(2回目))
帯の印刷も擦れなども無く、文字やロゴも綺麗に再現されています。
インレタ地獄だったころのTOMIXを知る身としては、隔世の感があります。
色味については感じ方に個人差があると思いますが、私は実車の雰囲気を良く再現していると思います。(実車を生で見たことはありませんが(3回目))
▪️屋上アンテナ
今回は取付け済となっています。
どうしてもプラの質感は伝わってしまいますが、写真で見るポポンデッタ製よりは自然な色味だと思います。(ポポンデッタ製は実物を見たことはありません)
▪️個人的残念ポイント
全体的に良く出来たアイテムだと思うのですが、個人的に残念だと思ったところを紹介いたします。
通常品はアーノルドカプラーが初期仕様になっているので、仕方ないのですが……
そしてそのTMカプラーなのですが、いつものようにレールの上で連結しようとしても、連結間隔が狭過ぎて連結出来ないのです。
このように、押し当てても「カチッ」と行かないのです。
少し持ち上げて押し当てれば連結できます。
走行には全く問題が無いので良かたですが、チョー面倒いです。
あと、動画の右手に見える車両は動力車なのですが、Twitterなどでは動力ユニットが窓から見えてしまっている点を残念がる声が散見されますね。
▪️まとめ
走行性能はM-13モーターが搭載されているので、問題無く走ります。(悪意笑)
個人的には近年稀にみる“ツボにハマった車両”となりました。
極めて感覚的な話で恐縮ですか、今回リバティを購入してみて「短い編成が似合うデザイン」だと思いました。
実際に走らせていても、6両より3両の方が好みかもしれません。
東武鉄道は良い意味で田舎くさいところが良いところだと、私は勝手に思っています。
リバティも最新特急でありながら、同じ奥山清行デザインであるサフィール踊り子と比べると明らかに田舎くさい!!(個人の感想です)
そのせいか私のローカルレイアウトにはサフィール踊り子よりずーっとずーっと似合います😊✨
東武500系リバティ、ローカルレイアウトのオーナー様には特にお勧めいたしまーす!!