子どもの背中を押すようなサポート
◇バックを見ると子ども自身が準備しているかがわかる
子どもをサッカーに通わせる皆さんの思いは様々かと思います。
『サッカーが上手くなってほしい』
『友達ができるように』
『運動をさせたくて』などなど。
多くの皆さんは自分の子どもが強くたくましく育ってほしいと思っているのではないでしょうか。
私も子どもたちには強くたくましくなってほしいと思って接しています。
ただ…そのような声掛けや指導をしても家に帰った時に親が子どもに対して手をかけ過ぎると子どもはどうしても楽な方に流れてしまうものです。
皆さんにはその線引きをしてほしいと思います。
サッカーの場で私たちが子どもたちと関わるのは2~3時間程度。
それ以外は家庭で親と一緒に過ごします。
家庭で子どもに対する関わり方はグラウンドでのそれ以上に大きな影響を持ちます。
例えば…
サッカーの道具を自分で準備することもそうです。
私としては子どもたちが自立するようにと思い接していますが親が子どものサッカーの道具を全部準備してあげると自分で用意するようにはなりません。
遠征などで子どもたちのバックを見ると親が準備しているか自分で準備しているかがある程度わかります。
なので私は何かを忘れてきた時にはまず『自分で準備してきたの?』と聞きます。
自分で準備してきた子には『自分で準備したんだ 凄いな!じゃぁ次は忘れないな(笑)』と声をかけるようにしてます。
自分で準備して忘れ物をした時は『あ~忘れちゃった…』『やっちゃった…』と残念な心が自分の中に必ず残ります。
だから次は必ず忘れないように確認するようになる。
そうすることで次からも自分で準備をするようになり他の子どもたちも『用具の準備は自分でするもの』と理解するきっかけになるのではと思っています。
私たちが接しているのは小学生ですから一度言っただけではわからないし理解できないことも多々あります。
そのためにはサッカーの時間を通して言い続けるしかありません。バックの整理や置き方や靴の整理や荷物の準備にしてもTRや大会…遠征に行って最初は自分でできなくても回数を重ねるうちにできるようになります。
そこで子どもたちに『おぉ~できてるね!凄いね!』と言うと子どもたちは欲が出たり向上心が出ます。
積み重ねの中で得られるものや達成できるものがあるのではないでしょうか。
◇親まで厳しく接してしまうと逃げ道がなくなってしまう
まずは子どもができることは自分でやらせる。
そこがスタートです。
例えば…
試合やTRに皆さんが観に来ます。
そこで直接皆さんには言わず聞こえる距離で子どもたちに対して『自分たちで準備しよう!準備できないの?』と問います。
それを聞いた皆さんがどう感じるだろうと気にしています。
私たちが求めていることは親の立場からすると意識していないことかも知れません。
ただ何かしらの発信をしないと伝わらないことは確かです。
小学校低学年のうちはしょうがない部分もありますが…
バックにスパイクやユニフォームを入れる作業を親がしている子も多いのではないでしょうか。
遠征の時にバッグの中を見て『親にやってもらっているな』とわかります。
『自分のことは自分でやる』という当たり前のことは伝えないといけないと思っています。
とはいえ…
厳しく接することばかりだと大人も子どもも心が持たないことも事実です。
TRは激しく頑張ることを求めます。
しかし遊びの要素の強いメニューを取り入れたりTR後は子どもたちとフランクに会話したりオンとオフのメリハリをしっかりと付けるようにしています。
それは皆さんにも意識してほしい部分でもあります。
私たちはTR中に厳しいことを言って子どもたちに厳しさを求めます。
そこで家に帰ってからも親からも同じことを言われたら子どもは逃げ場がなくなってしまいます。
私たちはグラウンドの中で子どもたちに頑張ってもらう環境を作っているので皆さんには子どもの背中を押すようなサポートをしてほしいと思います。
もちろん考え方は十人十色なので押し付けるつもりはありません。皆さんには岩瀬FCとしての考え方については総会や大会後の会などで監督や私たちからお話をさせて頂いています。
クラブの方針や目標設定…
目標に向かってどうアプローチをするのか道筋を伝えた上で来てほしい。
もちろん結果が出ない時もあります。
実際はそちらの方が多いかも知れません。
でも日々のTRに手を抜かずに全力で頑張ること。
そのプロセスを大事にしたいと思います。
ぜひ皆さんにもご理解して頂ければと思います。
植村
子どもをサッカーに通わせる皆さんの思いは様々かと思います。
『サッカーが上手くなってほしい』
『友達ができるように』
『運動をさせたくて』などなど。
多くの皆さんは自分の子どもが強くたくましく育ってほしいと思っているのではないでしょうか。
私も子どもたちには強くたくましくなってほしいと思って接しています。
ただ…そのような声掛けや指導をしても家に帰った時に親が子どもに対して手をかけ過ぎると子どもはどうしても楽な方に流れてしまうものです。
皆さんにはその線引きをしてほしいと思います。
サッカーの場で私たちが子どもたちと関わるのは2~3時間程度。
それ以外は家庭で親と一緒に過ごします。
家庭で子どもに対する関わり方はグラウンドでのそれ以上に大きな影響を持ちます。
例えば…
サッカーの道具を自分で準備することもそうです。
私としては子どもたちが自立するようにと思い接していますが親が子どものサッカーの道具を全部準備してあげると自分で用意するようにはなりません。
遠征などで子どもたちのバックを見ると親が準備しているか自分で準備しているかがある程度わかります。
なので私は何かを忘れてきた時にはまず『自分で準備してきたの?』と聞きます。
自分で準備してきた子には『自分で準備したんだ 凄いな!じゃぁ次は忘れないな(笑)』と声をかけるようにしてます。
自分で準備して忘れ物をした時は『あ~忘れちゃった…』『やっちゃった…』と残念な心が自分の中に必ず残ります。
だから次は必ず忘れないように確認するようになる。
そうすることで次からも自分で準備をするようになり他の子どもたちも『用具の準備は自分でするもの』と理解するきっかけになるのではと思っています。
私たちが接しているのは小学生ですから一度言っただけではわからないし理解できないことも多々あります。
そのためにはサッカーの時間を通して言い続けるしかありません。バックの整理や置き方や靴の整理や荷物の準備にしてもTRや大会…遠征に行って最初は自分でできなくても回数を重ねるうちにできるようになります。
そこで子どもたちに『おぉ~できてるね!凄いね!』と言うと子どもたちは欲が出たり向上心が出ます。
積み重ねの中で得られるものや達成できるものがあるのではないでしょうか。
◇親まで厳しく接してしまうと逃げ道がなくなってしまう
まずは子どもができることは自分でやらせる。
そこがスタートです。
例えば…
試合やTRに皆さんが観に来ます。
そこで直接皆さんには言わず聞こえる距離で子どもたちに対して『自分たちで準備しよう!準備できないの?』と問います。
それを聞いた皆さんがどう感じるだろうと気にしています。
私たちが求めていることは親の立場からすると意識していないことかも知れません。
ただ何かしらの発信をしないと伝わらないことは確かです。
小学校低学年のうちはしょうがない部分もありますが…
バックにスパイクやユニフォームを入れる作業を親がしている子も多いのではないでしょうか。
遠征の時にバッグの中を見て『親にやってもらっているな』とわかります。
『自分のことは自分でやる』という当たり前のことは伝えないといけないと思っています。
とはいえ…
厳しく接することばかりだと大人も子どもも心が持たないことも事実です。
TRは激しく頑張ることを求めます。
しかし遊びの要素の強いメニューを取り入れたりTR後は子どもたちとフランクに会話したりオンとオフのメリハリをしっかりと付けるようにしています。
それは皆さんにも意識してほしい部分でもあります。
私たちはTR中に厳しいことを言って子どもたちに厳しさを求めます。
そこで家に帰ってからも親からも同じことを言われたら子どもは逃げ場がなくなってしまいます。
私たちはグラウンドの中で子どもたちに頑張ってもらう環境を作っているので皆さんには子どもの背中を押すようなサポートをしてほしいと思います。
もちろん考え方は十人十色なので押し付けるつもりはありません。皆さんには岩瀬FCとしての考え方については総会や大会後の会などで監督や私たちからお話をさせて頂いています。
クラブの方針や目標設定…
目標に向かってどうアプローチをするのか道筋を伝えた上で来てほしい。
もちろん結果が出ない時もあります。
実際はそちらの方が多いかも知れません。
でも日々のTRに手を抜かずに全力で頑張ること。
そのプロセスを大事にしたいと思います。
ぜひ皆さんにもご理解して頂ければと思います。
植村