おはようございます。昨日は釜石地区合同庁舎で開催された令和2年度現地復興推進会議に出席しました。
会議では復興庁、岩手県、釜石市、大槌町などから東日本大震災津波の取り組み状況について報告があり、その後、復興・創生期間後にも必要となる被災者支援、これからの三陸振興の核となる観光の推進、永続的な地域振興を目指したなりわいの再生の3点について意見交換が行われました。
今年度で10年間の国の復興・創生期間が終了し、来年度からの5年間は新たな復興のステージを迎えます。釜石・大槌管内では災害公営住宅や防潮堤、道路整備などハード面の整備は全て本年度内に終了し、これからは心のケアやコミュニティーの形成支援、観光や水産業を含む地域振興が重点となってくると思います。
復興需要の縮小に新型コロナウイルス感染症の影響も相まって、被災地経済は非常に厳しさを増しておりますが、本県の感染者ゼロは全国的にも注目を浴びていることから、新たな産業政策をもって産業構造そのものを変え、新しい経済の形をつくるべく、これまでの発想にとらわれない斬新さをもって、今後の活動を行っていきたいと思います。

