「はぁ、もっとボーナスとかお給料とか上がらないのかな。
大学の友達はもっとすごいもらっているのに。辞めたいわぁ」
以前勤めていた大手葬儀社で、ホールスタッフの
新卒正社員女性たちが良く言っていた言葉だ。
G.Wに友人と集まる機会があって、給与や賞与の話が出たらしい。
その葬儀社は、日本でもトップ3に入るぐらいの互助会葬儀会社で
お給料もそれなりに良いらしい。
話を横目で聞きながら、違和感をものすごーーーく覚えた。
君のそのお給料は誰が稼いだお金なのか考えた事があるか?
その会社には馬車馬のように働き、
休みもお客様からの電話に対応している
見積もり担当や施工担当者がたくさんいる。
確かに、ホール担当もしんどい。葬儀を滞りなく運営したり、故人と面会に来るご家族の対応やホールの掃除メンテ等々たくさんの仕事がある。ただ、その業務で新たな売上を生んだのだろうか?
その新人が葬家と話すことにより、
骨壺がランクアップしたり、
湯かんのサービスが追加されたり、
祭壇の花がランクアップされて、売上が倍増した
などあれば当然インセンティブが支払われる
流れはできるであろう。
もしくは、売り上げを作るためにその新人が
ホール担当からインセンティブの付く
見積もり担当に変わるのも手だ。
そんなこともせず、営業や見積もり担当や、施工担当が
大変な思いをしてお客様から頂いた
売上金の中からお給料をもらっておいて
給料やボーナスが安いなど言うのは、お門違いだと思う。
その時は、自分の違和感をなんと言っていいのか
分からず何も言えなかったが、
自分の欲しいお給料金額は自分で稼げと、
言いたかったんだろうな