まずは結果から。

3時間1分35秒。

昨シーズンの東京、佐賀さくらに続き、またラストの失速を抑えられずサブスリーならず。


  レース前日までの独り言


フィジカルの面はやや間に合ってない。

レース2週間前の距離走(21kmをキロ4分15秒を切るくらいのペース)を行ってからなんとなくずっと左の上半身が痛い。走った際に着地が悪いと肋骨の内側を棒で突かれるような鈍い痛み。

鍼やマッサージで徐々に痛い範囲は狭くなったが、局所的な筋繊維のダメージは消えないままレースに向かうことになりそう。

ただ痛みはありつつも綺麗に着地できたら痛くないのでフォームを見直すいい機会になったとも捉えているので綺麗に走れれば問題ないと思う。

あと物理的に身体重い。


疲労度の面では適度に抜けていると思っている。

レガシーと横浜の失敗を活かして1週間は筋トレを避け、水曜に軽めのペース走をするようにし、木金は軽いジョグ。土曜は朝ウォーキングをした。

今までのルーティーンは特に難しいことを考えずに金土ランオフとしていたが、変えてみてどう感じるかは終わってから考えたい。

土曜にランニングとは関係なくお出かけをしていたら歩道橋の階段を登るだけで少ししんどさを覚えたのは不安要素になってしまった。


精神面ではマラソン1週間前特有のナイーブはかなり少ない。適度に開き直ってるし、マイナスな邪念もない。

ただ、2,3週間前に食事が極端に乱れたのでそこが影響しなければいいんだけど...


とここまでが、つくば前日に書いた内容。


ではつくば当日の内容を振り返って行きましょう。


  レース当日


これを見てくれ!以上!



とはいかないわけで...


懸念していた左の上半身の痛みは最後まで出なかったし、コンディションも悪くはなかった。

天気も良くてチームの方々がいて、こわだ監督がサブスリーペースで引っ張ってくれるという相当いい条件だった。


作戦は4分10秒より速く走らず4分12,3秒くらいで体感遅いくらいでレースをすすめること。

4分5秒から4分10秒でレースをすすめると10月末の横浜マラソンの二の舞いになる気がしたので落ち着くことを意識した。


スタート前に自分が並んだトイレ列だけ異常に流れが悪く、大急ぎでスタートに向かった。おそらく当日最速ラップだったと思う。

これがなければなんて思うけど、トイレを見越してキビキビ動かなかったのが悪いのでなんとも言えない。


最後尾がスタートする直前くらいでなんとかスタートにたどり着き、無事スタートできた。


最初の1kmは渋滞していたので落ち着きを取り戻すために4分20秒から30秒で走る。

少しずつ道が開けて行ったので焦らず数キロかけて監督がいる集団に追いついた。

ラップとしてもちょこちょこ4分10秒は切ってしまったがかなり楽に走れたと思う。


ハーフあたりで一回きつくなった。

マラソンは3回キツい瞬間が来るという言葉を思い出したがこれで1回目はもったいないと思い、0回目としようなんて思う余裕はあった。


30km手前のペデストリアンデッキの登りでキツい状況になり、1回目だ...と思い、軽くキレながらしんどさを振り払った。


そこからしばらくはしんどいものの4分15秒くらいはキープできそうな体感があった。

32kmまで行けばあとはカウントダウンだと思い、うっすらしんどいながらも距離を稼ぐ。


35km手前あたりから4分20秒くらいでキープするのも辛くなってきてしまった。

2回目のしんどいシーンだから落としすぎないように耐えていればゴールが見えて楽になると信じるようにした。でもキープするのもどんどん厳しくなっていた。

少しペースを落としてもサブスリーはできると思い、少しずつ集団と距離を取った。

今思えばここが分岐点であと2,3km集団についていければ残り5kmの見え方も変わっていたんだろうな。


37km地点でさらにしんどくなって自分がどのペースで走ってるかも分からなくなって、3回目のしんどさを乗り越えられず、サブスリーが遠のくことを自覚していった。


そして38km地点で残り4kmと言われたときに遠すぎて無理って反射的に思った時に自分のマラソンは終わった。

監督が横で声をかけてくれるものの身体が動かなくて4km保てる気がしなかったし、サブスリーする絵は撮れないから前に行ってギリギリサブスリーできるメンバーを撮りに行ってくれねぇかなと良くない期待までしていた。


そういった甘えも悟られたんでしょうか。

全然解放してくれませんでした。

足は動かないのに攣ってもくれないから言い訳もできない。

サブスリーできないならPBも別にいらない。

楽させてほしい...

幼稚な自分が止まらなかった。

珍しく熱い監督とは裏腹にどんどん腐っていきそうだった。本当に失礼な話である。


腹を括ったわけではないが逃げ場がないので、言われるままに何度も抜かされた人にリズムを合わせようとした。腐ってる余裕もないぐらいキツくなっていく。

腕を振る。前にリズムを合わせる。その2つで頭がいっぱいになっていた。

リズムを合わせては400mも持たなくてグズグズになって、またリズムを合わせて、なんとかゴールできた。


ゴールをした時、初めて目が回った。

とっさに出た言葉はごめんなさいだった。

サブスリーできなくてごめんなさいという意味ではなかった。


40km過ぎで時計を見てしまったときに現実的に厳しい時間だと言うことには気付いていた。

それでも声をかけ続けてもらって、歩いてしまった部分もあるけど最後までもがいたことで得たものはとても大きなものなので、感謝を記録でお返ししたいと思います。


  監督の声かけからの学び

とにかく自分はラスト数キロの粘りができないのが課題だった。声掛けのおかげで今回は自分の中では粘れた方ではあった。あくまで自分の中では。

その中で初歩的だけどテクニックとしての粘り方の学びがとてもあった。

自分のペースで走らない

抜かされてヘコんでないで、抜いた人の足や腕をみてリズムを合わせてその人のスピードを借りるというのは今までできていなかった。

腕で走る

何度も腕を振れと言われては振れてないと一蹴された。レース明けのジョグで大げさに腕振りをしてみたら自然とペースが上がった。

普段のジョグから腕振りができていないと、最後しんどくて考える余裕が無いときに腕を振れないなと反省した。

時計を見ない

35km以降は見てもしんどいだけ。流れに合わせられたら自然とタイムが出る。


  あとがき

ギリギリサブスリーできないことを繰り返しているせいか、飲み会でわざとやってる?なんてイジりがあった。

あながち間違ってないかもとも思う。

もちろん当日は全力のつもりだけど、当日までの取り組みはどうなんだろうか。

少し練習の質が上がって満足してなかったかな。今シーズンはサブスリーは目標にせずに過程として置いて、行けるところまで行くんじゃなかったかな。


無意識のうちにわざとサブスリーできない振る舞いをしていたんだろうなー。