今、メインで使っているウクレレはこの二本です。
手前がYAMAHA No.80(High-Gで使用)、奥がHeadwayのHUS-MMと言うモデル(Low-Gで使用)
レコーディングでは他のも使うけど、今は、ステージではこの二本だけ。
どちらも中古で安く手に入れたものを使ってます。
どちらもFishmanのAG-Ukeというピックアップを内蔵。YAMAHA No.80は僕が生まれた年である
1963年間から数年間だけ作られたウクレレだそうですが、シリアルナンバーなどはなくて正確な製造年が分からないので、勝手に1963年製ということにしてます。いいよね⁉️(笑)
Headway HUS-MMの方は弦高調整、ナット&サドルをヴィンテージボーンで作り直して、
フレット周りを研磨してもらってます。
YAMAHA No.80は、なんと!ナット&サドル交換の他に、指板を取り替えて、フレットも2度打ち直して……
かなりお金をかけて改造してます
でも、ペグは敢えて当時のフリクションペグ (差し込んだだけ)のもののまんま使ってます。
最初の頃のウクレレって、こうだったんだよね!っていう気分を味わうために敢えて……ね。
どちらにも、彩雲弦楽器工房の下嶋くんにお願いして、Herb Ohtaさんと同じようなローズウッドの分厚いピックガードを作ってもらって取り付けていたんだけれど、最近の僕の
「基本メロディーを、人差し指のアップで弾く」
という弾き方だとピックガードの厚みがあり過ぎて、指が当たってしまう。
なので、一度ピックガードを外して1mmくらいまでに削って薄くしてもらいました。
最初の状態。かなり厚みがあるね。
薄くなりました‼️
なんでオータさんのピックガードがこんなに厚かったのかというと……(たぶん)
普通ピックガードは、生音に影響が無いように、なるべく薄くするはずだよね⁉️
これ、疑問だったんだけど、オータさんの楽器を実際に弾かせてもらって(叩かせてもらって、笑)わかったんだけど。
厚みがあると、オータさんがよくやる。右手の爪でピックガードを叩いて打楽器みたいな音を出す
あの奏法ね、あの時に良い音が出るんだよね。
オータさんは、多分そこまで考えてる。というか、試行錯誤を繰り返し、あの打音を出すために
あの分厚いローズウッドのピックガードにしたと思うんだよね。
で、同じように作ってもらって叩いたら、
案の定、まんま、あの音がした(笑)
だけど、今の僕の弾き方だとどうしても指がピックガードに当たってしまうので、泣く泣くピックガードを薄くしてもらったのでした。
最近はステージでウクレレを弾く事もあんまりなくなってしまったけれど、年に一回くらいは
「ウクレレだけのコンサート」
もいいかな、なんて思ってます。
ウクレレはやっぱりソプラノが良いな
実はウクレレの仕事も地味にしてるんです(苦笑)
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