昨日まで山形放送の番組が連休進行で、前倒しで数本収録しなければならず、

かなりバタバタで、今日はのんびり朝を過ごそうと逗子の「なぎさ橋珈琲」へ来ています。

 

富士山がキレイです。

 

 

 

昨年の今日、4/13は、

僕の自伝「「うつ病」が僕のアイデンティティだった~薬物依存というドロ沼からの生還 」の発売日でした。

翌日は東京杉並で出版記念講演会があって……年とともに時間が経つのが加速していくので(苦笑)、

この一年、あまりに早く過ぎたので愕然とするけど、ともかく今日は出版1周年記念日です。

 

 正直言って、そんなに売れてないし(^_^;)、本を出したことでそんなに状況が変わったわけではありませんが、

音楽以外で文化放送とかテレビ東京とかに呼ばれたり、週間現代の取材を受けたりと、いろんなことがありました。

 

 一字一句全部自分で書いて出版まで1年7ヶ月かかったんだけど、

 

「出版前と出版後で変わったこと」をまとめてみたいと思います。

 

1、文字を打つのがやたらと早くなった

2、よっぽどのこと以外では電話は使わず、ほとんどメールにするようになった

3、文章だけでなく、作詞に関しても、「全体を俯瞰する眼」が備わった

4、考えをまとめる力がついた

 
とまあ、2年近く毎日毎日パソコンで文字を打ち続けると、文字を打つのがやたらと早くなるし、
言いたいことをコンパクトにまとめるチカラがつくね。
 
 本を出してからは、ちょっと混みいった話などは特に、
 
「まず、メールで要件と、それに対する諸々」
 
を送り、先方から、
 
「確認しました」
 
と返事をもらってから電話で話すようになった。
 
これは、とても効率が良い。
 
 
 よくさ、
 
「なんでもメールで済まそうとする時代だけど、メールじゃ表情がわからないから、やはり電話にするべきだ」
 
という人がいるけど、そういう場合もあるけど、
 
「要領を得ないまま、電話の向こうでダラダラと一方的に喋り続ける人」
 
って案外多いよね(苦笑)。
 
電話って、意外と時間が経つのが早くてさ、ちょっと長話したと思うと1時間近く経ってたりすることがあるから、
そういう時はかなり疲れる。
 
 50も半ばを過ぎると、
 
「人生の時間は限られている」
 
ことを嫌が上にも認識せざるを得ないから(ご同輩、そうだよね?苦笑)
 
なるべく要件は手短にまとめたい。
 
って言っても、その前に文章にまとめるのに同じくらい、いやもっと時間がかかるんだけどさ(苦笑)。
 
でも、この本を出したおかげで、新しい世界が広がりました。
 
色々あったけど、
 
新しい自分になれた
 
気がします。
 
まだお読みでない方は、ぜひ読んでみてください。