一昨日、1年半ぶりくらいに鍼灸治療を受けて、翌日から強烈な「瞑眩(めんげん)」が出て、
昨日は一日寝込んでしまいました。
 
瞑眩とは、鍼灸治療の後に出る「好転反応」のこと。
 
以下、

http://sanwa-co.com/%E7%9E%91%E7%9C%A9/

 

より転載します。

 

==================   転載 ==================

 
瞑眩とは「毒出し」である

瞑眩(めんげん)とは、血流がよくなって(本来あるべき姿に近づいて)、体内の毒(老廃物や、体内で不要になったホルモンや胆汁酸など、また体内に入ってきた化学物質〈農薬、食品添加物、重金属、薬など〉)を排出する際に起こる反応です。「毒出し反応」あるいは「浄化」と言ってもいいでしょう。

体内にたまった毒を排泄できない状態そのものが「病気」であり、毒が出せないためにさまざまな不調が起こってきます。毒がたまると、血流が悪くなり、低体温や、足の冷え、肩や首のこり、頭部のうっ血として現れてきます。

体内の毒は、便や尿として、また皮膚や粘膜などからも排泄されていきます。瞑眩が起こるには、血流がよくなって毒を出せる体になる必要があります。

しかし、瞑眩が起こると、血液中に放出された体内の毒を肝臓で処理しきれない場合、さまざまな不調が起こってきます。また、瞑眩の際には、皮膚からも毒が排泄され、かゆみや湿疹が現れることがあります。

排泄能力が高まって、毒を排泄できる体になり、毒を排泄し始めたときに、瞑眩は起こります。逆に言えば、体温が高くなる、血流がよくなる、白血球の数やリンパ球の割合が増えるといった、その方の本来あるべき状態に近づかないと、瞑眩は起こりません。

瞑眩は、生活習慣や考え方を変えたり、免疫を高める治療を受けたりして、体調がよくなった後に起こります。そして、ある程度毒を出すと、瞑眩は終了します。たまっている毒の量や、毒の処理能力によっても違いますが、数日で終わる方もいますし、1カ月ほど続く方もいます。
 
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僕が鍼灸治療を受けるようになったのは、2013年の春でした。
12年間服用し続けた各種精神薬を突然やめて、心身ともに様々な禁断症状的な不調が現れたので、
友人が紹介してくれた鍼灸の名医の門を叩いたのです。
 
治療そのものもさることながら、毎回先生の豊富な経験と知識に基づいたお話が非常に納得出来るもので、
以来、特に不調がなくても体のメンテナンスと思って通っています。
 
最初の頃は、この「瞑眩」が強く出て、施術を受けたあとはグッタリしてたんだけど、
だんだんと身体が慣れて来て、あまり瞑眩は出なくなっていた。
 
しかし今回は、1年半くらい間が空いてしまったので、ものスゴイ好転反応がでた(苦笑)。
 
その日は何でもなかったのだが、翌日(汚い話でごめんなさい)、真っ黒で臭いの強い便が大量に出た。
前日は、野菜と果物、玄米に味噌汁……という食事なので、通常はこんな便が出ることはない。
 
そして、その後風邪を引いたように身体がだるくなり、寝ても寝ても眠くてたまらず、昨日はほとんど寝てました。

 

わー、デトックス!

 
肝心の耳は……
 
昨日の夕方から夜はほとんど通常の聞こえ方に戻っていたけど、今朝からはまた塞がり気味(^_^;)。
 
ま、一進一退だね。
 
先生の話を要約すると、
 
「西洋医学では、体のそれぞれの場所は独立していると考えるが、東洋医学では、体は全部つながっていると考える。
耳に出る症状は、耳だけの問題ではなく、別のところの問題が耳に現れている。右の耳ということは……
ここ、ちょっと張ってますよね。ほら、叩くと嫌な感じがするでしょ。ここは「肝臓」です。やはり、いまは元気だと言っても、
以前、薬とアルコールで肝臓は相当やられていたはずだから、まだその影響が考えられる。「肝」を緩めるツボに鍼を打って、
肝から直していきましょうね」
 
という感じ。
 
どんな病気でも、「なぜそうなったのか?」という、根本的な原因にアプローチしなければ、結局再発を繰り返すことになる。
僕の中耳炎は今回でもう3回目なので、
 

根本的な原因が解決していなかった

 
ということになる。
 
今日は終日オフだったので、午後からまた鍼治療を受けに行きます。
 
あったかくなって来たね。うれしいね。
 
壮絶な!断薬体験は僕の本『「うつ病」が僕のアイデンティティだった~薬物依存というドロ沼からの生還 』に詳しく書いてあります。ぜひ読んでみてください。
 


 
2017年、復活ライブのライブ盤です。
 


 

話題の山形弁ソングは、Spotifyでもお聴きいただけます。