シンパチです。

今まで、ネットワークの共通化ということで、インターネットの話

その記事は↓
https://ameblo.jp/iwanaga-shinpachi/entry-12306589375.html

ハードウェアの話 その記事は↓
https://ameblo.jp/iwanaga-shinpachi/entry-12308750186.html

をさせて頂きました。

今回は、ソフトウェアというか通信フォーマットについて、話をします。

通信フォーマットというと難しいようですが、内容としては、それほど難しくありません。

今まで話をしたとおり、有線通信では、モデム、IDSN、ADSL、光回線、無線では、WIFI、3G、4G、LTE等、たくさんの通信手段があります。

また、それらにおいてのスマホ、パソコンなどの機材、そして、実際に通信制御をしているルータ、そして、実際のデータの処理を行うサーバと、通信に必要な機材は、たくさんあります。

そして、実際に通信している手段にも、電話などの通話、メール、各種ダウンロード、アップロード、チャット、ストリーミング動画、検索、ブラウザ表示等々、たくさんの手段が、あります。

以前は、それをすべて、別々の通信方法で行っておきました。

もちろん、ハードウェアも通信方法も、アプリ側の用途もそれぞれ違うので、それぞれに見合ったフォーマットは必要です。

で、考えられたのが階層に分けての通信手段です。

どういうことかというと、別々のハードウェア、通信手段から、あるフォーマットへの翻訳、そして、そのフォーマットから、それぞれのメール、通話、ダウンロードなどのフォーマットへまた、翻訳するという形です。

その中間フォーマットを使うことで、すべての通信をルータなどが、理解することが出来、次への処理に進められるわけです。

このフォーマット、階層のことを TCP/IPと呼びます。

イメージとしては、TCP/IPが、英語だとして、中国語を一旦英語に翻訳、そして、日本語に翻訳して、日本人に知らせる。

フランス語を一旦英語に翻訳して、ドイツ語に翻訳して、ドイツ人に知らせる。

アラビア人だろうが、ロシア人だろうが、ブータン人だろうが、途中に必ず英語を通すことで、すべての人と会話が出来るというイメージです。

もちろん、一旦フォーマットを変更するという手間は、入りますが、このおかげで、すべてのハードウェア、通信方法と、通信用途を共有出来るようになったのです。

よくこんなことが、全世界の人、会社の協力で、出来るようになったということは、驚異的なことだと思います。

p.s. 本当は、階層としては、もっと複雑なのですが、ここでは、喝采しておきます。

  興味ある方は、ぜひ、調べてみてください。