こんにちは。
今日も晴天のこちらです
さて、今日は、呼吸に関してです。
順天堂大学の小林弘幸教授の『気がついたら自律神経が整う「期待しない」健康法』でおススメの呼吸法です。
呼吸には、鼻呼吸と口呼吸がありますが、皆さんはどちらでしょうか?
鼻呼吸と口呼吸では大きく違う点があり、鼻から息を吸うほうが、
酸素を体内に取り込める量が格段に増えるというメリットがあるそうです。
鼻呼吸をすると鼻の粘膜で、一酸化窒素(NO)が常に作られ、この一酸化窒素が呼吸によって肺に送られると、血液が酸素をより多く取り込めるようになるため、気道が広がり、脳や全身への酸素の供給が促進されていくそうです。
ですので、血管や筋組織がほどよくゆるみ、体の緊張もほぐれて、自律神経のバランスも整えられるということです
血流がスムーズになるので、高血圧や動脈硬化など、血管に関する不調や病気を予防・改善することにも繋がるそうです。
口から息を吸っても一酸化窒素は増えませんが、鼻から息を吸うと血液が酸素を取り込める量が増えるので、心身に良い影響を及ぼしてくれます。
なお、鼻呼吸によって酸素を取り込める量が増えることは、スウェーデンのカロリンスカ研究所の研究者などによって、医学界では広く知られているそうです。
(カロリンスカ研究所は、ノーベル生理学・医学賞の選考委員会がある研究機関として知られています。)
鼻呼吸の仕方は、「1対2の呼吸法」ということで、
① 3秒かけて、ゆっくり鼻から息を吸う
② 口をすぼめて6秒かけてゆっくりと吐く
または、4秒吸って8秒吐く、でもいいそうです。
この方法が、自律神経のバランスを整えるためのゆっくりした深い呼吸のコツということです。
ちょっと呼吸の仕方を変えるだけでも、健康にメリットが大きいようです。
試してみてください。
本日もお読みいただきありがとうございます