こんにちは。

6月もまだ中旬ですが、今年は例年になく気温が高い日が続いていますアセアセ
体調管理には十分気を付けなければと思うこの頃です。

今日は、体温と塩分との関係について書いてみようと思います。


私は、体温がおおよそ36.5℃前後です。皆さんはどうでしょうか?

昔に比べて、今は平熱が35度台の人も多いといわれています。

低体温とは平熱が35℃台ということで、体温が1℃違うだけでも免疫力は40%近くも低下し、病気しやすくなると言われていますガックリ


運動不足、ストレスなど低体温になりやすい昨今です。


〇塩分は身体を温めるってホント!?

一般的に、「塩分が多い食生活は健康、身体に悪い」というイメージがあると思います。
実際、塩分の摂り過ぎは、高血圧、脳卒中、さらには胃ガンなどを引き起こす恐れがあると言われています。

しかし、だからといって塩分を控え過ぎてもよくないようです。

人間の体液には適切な濃度があり、その濃度を維持するためには1日に10g程度の塩分が必要だとも言われています。
普通に生活していても、汗や尿という形で1日に1.3g程度の塩分は体外に排出されるそうです。
また、夏場は、暑さでどんどん汗をかくことが増えます。
ですので、トータルで10g、小さじで2杯程度の塩分は摂取しても問題ないようです。
 

塩分は、低体温を防ぐために必要な成分の一つということで、雪深く冬が厳しい環境にある私の住む東北地方の人達は、関東以西の人に比べて味の濃いものを好んで食べているように思います。
漬物なども、東北の人にとっては欠かせない「おかず」となります。

東北地方では、高血圧や脳卒中での死亡率が高かったことから、「塩分=身体に悪い」という考えが定着したと思いますが、塩分の摂取量を減らしたからといって高血圧が改善するのかといえば、決してそうとは限らないようです。

高血圧の中には、塩分とは無関係の高血圧もあり、むしろ、塩分の摂取量を増やしたことで血管が拡張し、血流が改善したことで高血圧が改善したというケースもあるようです。

大事なのは、塩分と水分を身体にため込まないということで、塩分を摂りすぎたかなと思ったら、運動して汗を流したりサウナに入って汗をかいたりカリウムの豊富な食べ物を食べたりして余分なナトリウムを排出するということになります。

最近、「体温が36度以下です」という低体温の人が増えているのは、“塩分の控え過ぎ”も関係しているようです。低体温化は免疫力を低下させ、ガンをはじめとする重篤な病気の要因にもなったり・・・

適度な塩分摂取を心がけ、低体温を予防する必要があります。

〇血圧を上げずに塩分を摂る方法

塩分の控え過ぎは低体温の原因になりますが、そうはいっても塩分の摂り過ぎは身体には良くありません。特に、外食やコンビニ食は比較的塩分が高めだったりします。


忙しいとついついコンビニや店屋物に頼りがちになったりします。必要以上に塩分を摂り過ぎている可能性もあります。

そんな時は、カリウムを豊富に含む野菜や果物を食べるなどがいいようです。

カリウムには、体内の余分な塩分を外に排泄する作用があるということです。
 
このように、ちょっとした工夫で、血圧を上げずに塩分を摂取し低体温を予防&改善することが可能ということです。


もちろん、運動で汗を流して塩分を排泄するのはOKです。
運動自体、筋肉を鍛えて低体温を改善する効果がありますので、一石二鳥です。

特に、「塩分摂り過ぎ」「運動不足」「低体温」…この3拍子が揃っている方は、生活習慣を改める必要があります。


低体温改善の参考にしていただければと思います。



本日もお読みいただきありがとうございます。