こんにちは。
PTSD・アダルトチルドレン・機能不全家族問題専門の

鹿児島の心理臨床家“がんちゃん先生”こと岩元應和(マサカズ)です。

 

 

小・中学校時代、先生に恐怖を感じたことはありますか?

その原因は あなたのせいですか?それとも教師のせいですか?

 

 

これは、もう一昔前のココロのお話し。

当時はまだ教育者による体罰が日常的だった時代…。

 

小学2年生の担任サイコ先生。

数年後には定年を迎える大ベテラン教師。専門は美術…

 

サイコ先生の生い立ちは分からないが…

独身で、いつも同じ服装、贅沢することなく、健康第一という印象。

 

授業中の声も大きく、よく生徒たちに歌を唄わせ、体操をさせ

特に、給食の好き嫌いがある生徒には積極的に介入した。

 

積極的介入といえば聞こえはいいが

実際のところ、その教育的指導を受ける生徒(子ども)にとって

毎日の給食時間は地獄だった。

 

 

思えば、当時は誰も指摘することはなかったけれど

サイコ先生は自己愛女子の典型的なタイプだったかもしれない。

 

生徒たちが自分の思い通りの動きをしないと

過剰なまでにイライラし始め(生徒たちに恐怖を与え)

そして…その時間のターゲットとなる生徒を追い詰めていく。

 

 

たとえば…

タカシくんは牛乳が飲めない小2男子。。

当時、タカシくんの学校給食には、毎日、牛乳が出された。

 

タカシくんは牛乳が飲めないため、いつも残していた。

1年生の頃は担任がそれを認めていたため

牛乳を飲みたい他の子がタカシくんの牛乳をもらっていた。

それが日常だった…

 

しかし2年生になって

サイコ先生が担任になった途端、状況は一転した。

 

サイコ先生は健康、健康、健康第一主義の人間。

 

特に当時のサイコ先生は

牛乳は身体にいいと信じすぎているところがあり

当然ながら、その思いを生徒たちにも強要していた。

 

それは牛乳が飲めないタカシくんとはいえ

例外なるものはサイコ先生の教育にはなかった。

 

 

ところがタカシくんは

サイコ先生の強制的な教育を拒否(拒絶)したのだった。


僕は牛乳が飲めません!!

カワダ先生(一年次担任)は無理しなくてもいいって…
 


このタカシくんの拒絶は

サイコ先生の自己愛心に怒りをみなぎらせた…

 

私(教師)を拒絶するなんて許さん!!

まして他の奴(教師)と比較するなんて絶対に許さん!!

 

 

以来、タカシくんは給食の時間になると

特別に、サイコ先生の教卓の横で食べる羽目になった。

 

そして牛乳はわざわざ皿の上に

しかも、こぼれない様にサイコ先生が注いだ。

 

 

タカシくんは床の上に正座し

犬の様に皿の中の牛乳をペロペロなめるよう命じられた。

 

その間、ずっと罵声を浴びせるサイコ先生。

 

タカシくん、お前の態度が悪いんだ!

みんなはどう思う? タカシくんが悪いよね!

ちゃんと舐めなさい! 甘えるな!!

 

タカシくんは目を真っ赤にしながら

給食時間が終わるまで、その屈辱に耐えていた。。

 

 

今思えば…

タカシくんは何も悪くない。単に牛乳が飲めない、ただそれだけ…

 

だけど他の生徒たちは

サイコ先生からこう言われると条件反射のように同意した。。

 

〇〇さん、タカシくんの態度をどう思う

 

牛乳を飲まない、タカシくんが悪いと思います…

 

ほら、タカシくん。〇〇さんもそう言ってるよ!!

早く舐めなさい! 甘えるな!!

 

 

 

小・中学校時代、先生に恐怖を感じたことはありますか?
その原因は あなたのせいですか?それとも教師のせいですか?

 

 

 

そして…

その光景を目の当たりにする他の生徒にとっても

それは…“明日は我が身”といった地獄絵図そのものだった。

 

生徒たちの誰もが今、目の前で起こっている光景を

給食指導という名の体罰と感じていても

見て見ぬふりする(我関せずという態度)しかなかった。。

 

タカシくん以外のクラス全員が

ある種、サイコ先生と同罪の様な意識を抱いていた。

 

だから…

クラスの誰一人として

毎日の給食時間の異様な光景について

母親や他の教師に話す者はいなかった…。。

 

もし、それを話したら

きっとタカシくんの様に吊し上げられるかもしれない。

 

そして…誘導とはいえ、

誰もが一度は必ずタカシを非難した。

 

そうした異様な恐怖心や

罪悪感によってクラス全員のココロが凍りついていた

 

生徒の誰もが表情を失っていた。。

 

 

数年後、

タカシくんの妹の担任になったサイコ先生。

当然、妹は同じような恐怖教育を受け不登校になった。

 

それをきっかけに

恐怖という洗脳の殻を打ち破ったタカシくんが母親に訴え

結果として、サイコ先生は担任を外されることになった。

 

 

しかしながら

サイコ先生は定年退職後、

市の教育文化事業に使って欲しいと大金を寄付し

地域に貢献した教育者として名誉を手に入れるのだった。

 

そして今もタカシくんをはじめ、

当時2年生だったクラス全員のココロに

何らかの恐怖心や罪悪感というトラウマが残っている。。

あれから、もう何十年も経過しているのに…

 

 

 

小・中学校時代、先生に恐怖を感じたことはありますか?
その原因は あなたのせいですか?それとも教師のせいですか?

 

 

 

 

 

 

 

 

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