こんにちは! 岩本商店 総務部の長谷川です。

 

ゴミとの関わり方について、3Rや4Rまでの概念もだいぶ浸透してきていると思ったら、静岡県では更に進んだ6Rの考え方が提唱されています。

さて、4Rから、更に加わる新しい2つの要素とは、

 

RETURN 廃棄物を戻す方向の働きかけです。これは、プラ容器を店頭回収の箱に返却したり、外出時に発生したゴミを家へ持ち帰る事などが該当します。

 

RECOVER 廃棄物を回収する流れを作る事です。これは、河川や海岸の清掃への参加を企業を通じて従業員に呼び掛けたり、企業独自で清掃活動を企画し実施する事などです。

 

これら2つが加わり、6Rとなっています。

岩本商店でも、様々な企業が参加する静岡の繁華街での清掃活動・おまちクリーンキャンペーンに毎年協力していますが、こうした取り組みはまさにRECOVERになるわけですね。

 

豊かな海の恩恵を受けている静岡県としては、県を挙げて海洋プラスチックごみ防止運動を行う事は必然かもしれません。静岡県や市からの委託により、岩本商店は県中部地域の海岸清掃も行っていますが、なんと県内全域の海岸から回収されるごみは年間で1600tにもなるそうです。国内の平均的な漂着物は7割がプラスチックという事からも、本来の生態系の循環に含まれていないプラスチックに対しては早急に対応が求められています。

そのための6R県民運動、静岡から新しい流れを作りたいですね。