それでも僕は「反・学歴の成功法則」を選ぶ | ぶっちゃけ税理士・岩松正記のブログ

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仙台市の税理士、岩松正記が書く、起業・ビジネスネタを中心に、ときどき読感やセミナー感想など。
山一證券の営業、アイリスオーヤマの財務・マーケティング、ベンチャー企業の上場担当役員等10年間に転職4回と無一文を経験後に開業。
モットーは「一蓮托生」

こんにちは。仙台の税理士、岩松正記です。

反・学歴の成功法則/関下 昌代
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知人の関下昌代さんが出された、初めての著書です。
「反・学歴」などと過激な題名で、ちょっと驚きました。

関下さんは元外資系の銀行員で、大学院まで出られて
現在大学で講師までされている方。なのでてっきり、
バリバリのキャリアをお持ちなのだと思っていたのですがさにあらず。
実は高卒で大変なご苦労をされていたのですね。

こういうと、「高卒なのに大学院に行けるの?」と
思う方もいると思います。

実は大学院は、学校によっては「大卒相当の学力がある」と
認められれば入学できるのですね。

有名ドコロでは、女優の秋吉久美子さんは高卒ですが
早稲田大学の大学院に進まれました。

私の悪友でも、大学時代に遊び過ぎて放校処分になったものの、
十数年を経て法科大学院に進み、今や悪徳弁護士として
大活躍している者もいます(冗談だぜ、A君!)


そんなわけで、実は「高卒だから・・・」というのは
言い訳に過ぎないのですね。

本書を読むとわかるのですが、著者はここぞという時には
絶対にあきらめていません。

高卒なのになぜ外資系銀行に勤められたのか。

それはひとえに、著者が目の前の仕事を誠実にキチンと
こなしてきたからに違いありません。

それが結果として自分の血となり肉となった結果、
著者は素晴らしい成果をあげることができた。

永遠に、いまと同じポジションにいると思ったらいけません。

という著者の言葉に励まされる人も多いのではないでしょうか。



本書には、著者がいかに誠実に仕事に臨んできたか、
そしてそのための考え方がしっかりと書き込まれています。

「学歴」に関しての記述については、やや物足りないところも感じますが、

学校も、会社も結局は自分で選んだもの。
分岐点に立った私たちは、そのつど自分の方向を自分で選んで
「現在(いま)」があるのです。


と、まずは嘆く前に肯定することから始まるのだということを
著者は訴えかけているように思えます。

現状に不満を持っている方は、是非とも読んでみてください。


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    *題名はホッテントリメーカーで作りました。