古いGroupのMemberが返される問題(SPR# HHIEAM7HWS) Fixed
これまで、Groupを同じ名前で再作成していると、稀に、Group Memberとして再作成前のMemberが返されると言う障害がありました。
これまでの経験上、この障害はV8.5.x以降で発生すると思われます(私が関係する会社で、V7からV8.5.3にVersion Up以降、発生が報告されておりましたのでV8.0でも発生する可能性は否定できません)。
Memberが多いGroupを入れ子にして作成するような場合が多いと思いますが、子Groupの数が減る場合などを考慮して、一旦、関係Groupを全て削除して再作成するようなProgramを作成していると発生します(人事異動を考慮して毎日Memberを洗い替えするような処理です)。
DJX組織Groupでも発生するかも知れません。
この障害が発生した際には、Undocumented Functionの@ExpandNameListでGroup Memberを展開させると古いMemberに展開されることが確認できます。
この障害はユーザからGroupに対してメール送信を行うと、削除ユーザに送信されて配信エラーメールが返ってくることで確認できますが、Program的に把握するのは非常に面倒ですので、修復対応を自動的に行うのは困難です。ユーザから問題が報告された際に、対象GroupをCut & Pasteすると修復できます。
V10.0.1FP6/V11.0.1 FP2でようやくこの問題がFixされました(2016年頃に問題報告した記憶がありますので、Fixまでに5年程掛かりました)。
SPR# HHIEAM7HWS – Server – Directory – Fixed an issue where Domino Directory view would not update correctly after delete/readd group name. Workaround was to change the group by editing existing group vs delete/re-add.
また、($Users)などのSystem View IndexからEntryが欠落する(勿論、Mail送信エラーとなります)障害も、当Fixを適用することで問題が解決しているように思われます(私が関係している会社ではV9.0.1 FP10用のSPR# HHIEAM7HWS対応Hotfix適用後全く発生しなくなりました)。
こちらの障害はPeople ViewのUserを全て舐めながら、System ViewをGetDocumentByKeyでLookupすると欠落が発見できますので、発見された場合にはLotusScriptからServer CommandのUpdallを実行し対象のViewのIndex Rebuildを行うことで修復は可能です。
この障害は非常に重要で、致命的な物ですので、Dominoをご利用の皆さんは早急にV10.0.1FP6/V11.0.1 FP2にすることをお勧めします。
V10/V11にVersion Up出来ないような環境の場合は、サポートの有効なVersionであれば最新FPへのHotfix作成要求を行うしかありません。