新元号対応は日本語用のDLLの置き換えが必要 !
ようやく、新元号対応のFixが出ましたので、試してみることにします。
残念ながら、まだNotes Client対応のFixは存在しないようなので、Notes Clientアプリでは試すことができません。
Domino ServerにFix(導入後の表示はHF514)を導入して表示しても、元号表示は全く変化がありませんでした。
IBM Siteを検索すると、Fix導入後、DLLの置き換えが必要なようです。
これを実行すると、正常に元号が表示されるようになりました。
Notes元号は、日付時刻制御を使った表示用計算結果Fieldで表示をCustomにして、年表示をgggeを選択、Web元号は通常の表示用計算結果Fieldですが、表示をCustomにして、年表示をgggeを選択しています。
また、単純なAgentでLotusScriptのFormatを使っても正常に表示されます。
Sub Initialize
Dim ss As New NotesSession
Dim dt As NotesDateTime
Dim dsp_dt As String
Set dt = ss.Createdatetime("2019/05/02")
dsp_dt = Format(dt.Dateonly,"ggge年m月d日")
Print dsp_dt
End Sub
※Notesの方は分かりずらいですが、Message Areaを見てください。
毎度ながら、日本語Fixとしては、導入だけで終わらないと言う、不十分なInstallerと言わざるを得ません。
そもそも、UserにDLLをCopyさせるとは、ちょっと常識外れと言って良いでしょう。
IBM/HCLももう少し考えて欲しいものです。
みなさんも、導入される場合は、上記TechnoteからDLLをD/Lして導入することを忘れないでください。
尚、DLLを置換しただけでは、新元号対応は出来ないようです。
あくまで、Fixを導入した上で、DLLを置換することで、新元号が表示されるようになります。