eml形式での書き出し | Lotus Notes/Domino (R) をこよなく愛して。。。。

eml形式での書き出し

これも、随分古い話題ですが、eml形式でのMail文書の書き出しは、Notes 8.5.2からサポートされるようになりました。


用途は、当然、他のMail SoftへのData移行となります。


IBMの小技集 に紹介されている機能ですが、少し注意点があります。


Notes 8.5.2からサポートされている機能とは言え、万能ではありません。


というと、何かBugでも?と思われるかも知れませんが、そうではなく、この機能には制限事項があるのです。


まず、NotesをStandard Clientで起動していない場合、eml形式での書き出しは1文書に限定されています。

Notes Mail文書をDrag&DropでExplorerに移してみると、1文書しか出来ないのです。


IBMの小技集には複数も可能と書いてありますが、これはStandard Clientを使った場合です。


また、Standard Clientさえ使えば良いのか?ということもあるかと思いますが、そうではありません。


複数文書を処理する為には、Standard Clientで、かつ、Mailの設計が8.x以降のJava Viewを利用した物であることが前提となっているのです。


詰まり、Notes 7.x以前のMail Templateを利用している環境では、一度に1 MailしかExportできません。


便利な機能ですが、この点を注意してください。


蛇足ですが、余りにも大量の文書を一度に処理しようとすると、Errrorになることもありますのでご注意ください。


恐らく、Table Copy(表形式でのCopy)と同様に、200文書以下にするのが無難だと思います。