OnTime Group Calendarを試してみよう! -20-
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前回は、DJXの組織Groupを利用してDynamic Groupを生成してみました。
今回は、OnTime GCの最後のGroupの種類であるDirectory Groupを試してみます。
OnTime GCのDirectory GroupはStatic GroupやDynamic Groupと異なり、一つのみ作成できるGroupのようです。
以下のように、選択条件のみが指定できるようになっています。
指定できる選択条件は、「None」、「Prefix Charactors」、「Group Type」、「Categories」、「Formula」となっています。
Defaultは「None」になっていて、Domino Directoryに作成されたGroupは一切使われない設定になっています。
Domino Directoryには様々なGroupが登録されています。
私の評価環境の場合は最低限のGroupだけとなっていますが、皆さんが本番で使われている環境では様々なGroupがあるハズです。
多分、皆さんの環境でもそうだと思いますが、Groupの命名規則をキッチリと決めたり、Categoryを適切に与えたり、Groupの説明内容の表記方法を決めたりといった運用をされている所は少ないのではないかと思います。
Group Categoryにしても、Systemが作成するGroupは"Administration"が与えられていますが、それ以外は通常は与えていないことが多いと思われます。
また、Group Typeに関しても、Access不可GroupやServerのみのGroupは設定されていても、それ以外は多目的Groupとして作成している場合が多いのではないかと思います。
これらのGroupの規則をキチンと決めて運用していれば、このOnTime GCのDirectory Groupを有効に活用することができます。
このOnTime GCのDirectory Groupの"Prefix Charactors"は、Group名の接頭辞を決めて運用していれば使えるようです。
例えば、私の環境だと、DJXのGroupを組織で分類して命名していますので、それを使って生成してみます。
以下のように設定してみました。
これでGroupを表示させると以下のようになります。
Default設定ではGroup名を拾ってきて表示しますので、日本語環境では使いにくいと思いますが、ここでも式が使えますので、表示の式を以下のように設定します。
@Right(ListDescription; @Length(ListDescription) - 6)
これで以下のようなGroupが作成されました。
綺麗に組織が表示されたことが分かります。
賢明な皆さんは、もう気が付かれたのではないでしょうか?
前回、DJXのGroupを処理するために、Domino DirectoryをCustomizeして専用のViewを作って処理しましたが、Domino Directoryの設計を変更せずとも同じことができます。
このDirectory Groupは式による選択条件設定も可能になっていますので、前回Domino DirectoryのViewで記述した選択式を流用すれば良いのです。
Group文書は特定されていますので、Viewの選択式のTypeによる選択は不要ですのでその部分は除き、OnTime GCのGroup名は同様に設定します。
Selection : Formula
Formula : @Left(ListDescription;5)="[DJX]"
Category : 【組織】
※このCategoryは表示の分類になりますので、分かり易く付けてください。
Formula :
@ReplaceSubstring(@Right(ListDescription; @Length(ListDescription) - 6) ; " " ; " (全員)"
前回作成したDynamic Groupの設定はDisable状態にしてGroupを生成すると以下のようになります。
Dynamic Groupで生成させた場合と全く同じGroupが生成されたことが理解頂けるのではないかと思います。
このDirectory Groupを活用すれば、こういうことが可能になり、Domino DirectoryをCustomizeしなくても対応が可能なのです。
勿論、Dynamic Groupは別のDBで定義されたGroup(例えば、Domino標準のTeamroomのGroup)などを使って定義ができますし、皆さんの環境でも、Domino Directoryとは別に2次AddressbookでGroupを管理している場合にそのDBのGroupを使ってGroup生成させることもできます。
Dynamic Groupばかりに頼るのではなく、このようにDirectory Groupを活用すれば、Serverへの負荷も減るのではないかと思います。
ただ、少し残念なのは、Directory Groupの定義が一つだけしか出来ない事です。
複数定義できれば、Domino Directoryにある様々なGroupを活用して管理できるのではないかと思います。
最後に、このGroupを通常のUserで表示した場合の画像を載せておきます。
Dynamic Groupで生成した場合と全く同じようにGroupが生成されていることがご理解頂けると思います。
今回は、Directory Groupの機能を試してみました。
次回は、OnTime GCのRoleを試してみたいと思います。








