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『これからの美容師に必要なもの』

今の時代、美容師に必要なものを考察します。

向上心のある若手美容師さんは必読です。

ご無沙汰しておりました、渡です。

約一ヶ月間、自身のホームページ立ち上げに時間をさいておりました。

これまで発信させて頂きました内容を、

もう一度わかりやすくカテゴリ別にまとめたサイトになります。

ぜひご参考ください。









さてここからが今回のテーマとなります。



最近、美容師さんのブログ等で『集客』というワードが特に目立つように感じます。

テーマにもあるように、美容師はあくまで〝商売〟として存在するわけですから、

この『集客』とか『売り方』とか『商売』というワードは避けて通れません。


若手の技術者なんかでしたら、このワードに違和感を感じる人もちらほら存在することも、よく耳にします。


直接お客様とコミュニケーションをとりながら現場仕事をしているわけですからね。
人情論がでるのは最もなことです。



しかし、
〝美容師がそうゆう考えを抱いてしまう原因〟もしくは〝売り方が下手くそな美容師(店長)〟がでてしまうのは全て経営者の責任。




それは何故か?





美容師は商売の意識を持つのが遅すぎる。



そう、店の売り上げを管理する時点になって初めて、〝売り方〟を考える。

またはその経営方針や戦略がオーナーから上手く伝達されていない。


『うまく伝達』というのは、その形が出来上がってないということ。


例えば、


【経営者→幹部→店長→スタイリスト→アシスタント】


という形で話を進めると、


【経営方針の明確化→戦略の明確化→スタイリストの売り方→美容師としての見せ方→商売の実感(経験)】


となります。


末端アシスタント以外の全ての立場で、部下の動き(売り方)を具体的に指示すること。


この形が出来上がっていれば、自然と美容師という『お金の稼ぎ方』が理解でき、

結果、それぞれが思う理想の仕事の仕方ができるのです。




ただ単に「売り上げのために◯◯しろ」とか「数字をあげろ」だとか、そんなものをイキナリ押し付けられたら

プレイヤーである美容師たちが違和感を感じるのは当たり前です。

若手が伸びず辞めて行くのはこれが原因ですね。



売り方を具体的に指示して、数字をもたせてあげるのが管理者のつとめ。

そう促すのが経営者のつとめ。

結果を出せてあげてないのに、それを部下のせいにするのは間違い。


結果のでる行動を起こすように、うまくコントロールするのが上の人間の考え方。






まとめると、


「美容師を商売に」考える脳をつくるのは上の人間。

部下に結果を出す促しをして、
『商売の楽しさ』=『各々のやりがい』
となるように育てる。





全ては人の使い方。




渡 洋輔
先日、


私の勤めている会社の各店長が集まり、『接客の向上』について話し合いをしました。



店舗数が多いため、各店長によってお店の教育にムラがあるので


意識の統一、ないし接客においてのスタッフ教育の質を上げるためのものでした。





まずお客様が来店されてからの第一印象、『お出迎え、お見送り』や『受付業務』など、


ごく基本的な部分からの見直しです。



幹部が集まってるので、それなりに持論を展開し、マニュアルができつつありました。




しかし





1番大事な部分が押さえれていない。





これでは、〝いくら店長が良いマニュアルを作っても意味をなさない〟



という空気になっていきました•••















さて、ここからが本題です。





人に〝感情を伴う行動〟を促そうとする時、

必ず『想像させる』という伝え方をしなければいけません。



例えば今回の件を例にあげると、


「会計の際、料金詳細(割引など)を明確に伝えましょう」というマニュアルが出来たとします。



この時の〝説明の順番〟〝セリフ〟〝表情や動作〟など、


できない人を動かすための細かいマニュアルは結構なのですが




そもそもの目的を伝えきれていません。





会計時のマニュアルの目的は、


料金の不明瞭さによるお客様の不安を回避するためです。



(もちろん、施術前に担当者が料金説明は1度しますが)




この目的が伝わっていないため、後から料金詳細の問い合わせのクレームがおきてしまったのです。





要は会計業務をしたひとが、『お客様の不安な表情を読み取れていなかった』ことが問題。





ただ決められたセリフと表情でマニュアルをこなした、だけ。




では具体的にどのような指導が必要か?



今回の件について言えば


『どのような〝料金説明〟が、お客様にとって1番質の高い説明なのか?』


を想像させます。




お客様はいろんなタイプの人がいます。


*持ってきた割引チケットを最後まで出さない人


*担当者に1度説明されたけど、あまりちゃんと理解してなかった人


*はじめに聞いてた料金と違う料金を言われたけど、指摘できなかった人





など。


これらを想像し、『質の高い説明』を心がけているスタッフは


この時のお客様の〝不満そうな表情〟を読み取ります。



そうすれば、

こちらの会計ミスにも気づくでしょうし、「お間違いないですか?」の一言くらいも言えるでしょう。









マニュアルを作ることに必死になりすぎず、気のまわらないスタッフにお客様の気持ちを想像をさせることが重要です。





ものごとを伝えるには、相手にいかにリアルなイメージをさせるかがポイントになり、


それをすることで相手は応用がきくようになります。






あたまごなしに「○○しろ!」とか「△△を覚えろ!」ではなく、


目的を見直し、行動の想像をさせてみましょう。









渡 洋輔 
 @watari_yousuke
上から目線というと、


なんか「相手を見下す感じ」がすごく出る言葉なのですが


そんな意味ではありません。


今回は


物事を一段上から、広く見渡しましょう』というお話。












美容師は勉強好きが多い(それが必然??)ので、


講習や勉強会などは熱心に参加する人は


たくさんいらっしゃると思います。





しかしそれが身になるか、ならないかはその人次第。





100の情報を提供する講習会で、


提供する側が期待する理解度が50%の内容だとすると



受講者側が理解するのは20%~120%くらいの幅があります。



50%に満たない人はとりあえず置いておいて(笑)、


『100の情報から120受け取る思考力』


それは一体どういったものなのでしょうか。







単純に100の情報から100受け取るのは、理解度の違いです。



もっと話をよく吟味し、情報提供者の意図を理解しましょう。



(※提供者の伝え方の得手不得手にもよりますが、これは私たち美容師には言い訳にしかなりません。お客様がわざわざ、わかりやすく表現してくれる事はありませんから。)





ではそれ以上の20%をどう理解におとしこむか??





その答えが『上から目線』です。








例えば



このブログの読者さまも様々なタイプの方がいらっしゃると思います。





⑴「なんか難しいこと書いてる•••」と興味だけで自己完結する人



⑵「へぇ~そうなんだ」と新しい情報に共感する人



⑶「なるほど、そうゆう考え方もあるのか」と自分の視野を広げる人



⑷「うん、自分の考えと共通する部分がある」と自分の考えをより確立させる人





あなたは何番ですか?


ポイントは⑵と⑶の差にあります。




要は『共感』で終わるか否か?


そして、決して(情報提供者)と『同じ目線』で情報を受け取らないこと。




(立場がどうとかではなく)一段上から広く見渡すこと。


〝一段〟というのは〝一歩先を行く〟こと。




新しい情報や考え方を取り入れて自分の視野を広げ、


それを総合的に、客観的に判断し、


その考え方を応用して吸収することが必要なのです






よく自分というものがはっきりしない若者が、人に100%影響されたり、惑わされたりするのはその為です。





「となりの芝が青く見える」のもその為。



今現在の状況がちゃんと判断できないので、他者の表面上の情報をうのみにしてしまう




もっと上から広く見渡せば、色んなお家の芝色が見えるでしょう?


その色んな芝色を見て、そもそもその芝の育て方を疑問に思いませんか?


もしくは芝の色の見せ方が上手いのでは?




上から見渡せば、同じ目線では見えなかった色んな家の芝色がよく見えます。



皆が1階で芝の説明をしているならば、2階へ登ってみれば良いのです。


その位置で自分がどうするべきなのか、考えてみては?








行動するのは自分なので、「他人の考え」は参考程度でいいのです。


いかにその『情報』を自分の状況へと冷静に置き換えれるか?


他人の情報を、受け入れないわけではありません。




要は思考力を鍛える考え方だと捉えてください。













渡 洋輔  
@watari_yousuke