『これからの美容師に必要なもの』 -10ページ目

『これからの美容師に必要なもの』

今の時代、美容師に必要なものを考察します。

向上心のある若手美容師さんは必読です。

他人のライフスタイルを操作するのは非常に難しいことです。







たとえばお客様に、

「きちんと髪は乾かしてから寝てくださいね」


なんて事は普通の美容師ならよく使うセリフですが、


すべてのお客様が、私たち美容師とおなじ価値観で生活しているわけでもなく、


その人が朝起きて夜寝るまでの


『脳内をヘアスタイルが占める割合』


なんてものは、そう変化ありませんよね。


だから面倒くさい時は乾かしません。


ダメージうんぬんどころか、


新生部が何cmでていようと気にならない人は気になりません。





同じ道を進む『美容師同士』でもそうです。



人それぞれのライフワークがあるので、


それを他人に押し付けようとしても、その影響力には限界があります。


「◯◯するためには、△△する必要があるだろ!」


といくら熱く説得しても、


結局、実行するしないの価値観はその人次第。


目的は同じでも、『目標』や『プロセス』はバラバラですからね。









つまり何を言いたいかと言うと、



相手の行動をうながすには、その人の価値観で〝メリット〟と感じるものをまず提示しなければいけません。



アシスタントや初級スタイリストの成長をうながす為に、


もっとレッスンをさせたい、とします。



でもどのように成長させたいかは、上の人間の理想や都合であって、


必ずしも本人の理想と一致するとは限りません


仕事のモチベーションも人それぞれなので、まず



相手のモチベーションの源は何か?よく話をしないといけません。



時間?

お金?

やりがい?

楽しさ?

何に楽しさを感じる?

夢、目標は?





色々ありますが、やはり人それぞれであって、それを押し付けるものでもありません。



既存の美容界でよくある〝洗脳〟に近いかたちで部下の価値観を引き寄せることは可能ですが、


それは1人のカリスマ的人物が必要となるので、あまり長続きするものではありませんし、


今の時代の教育にいまいちマッチしません。





『他人のライフスタイルを変えること』


すなわち、


自分の価値観を相手の生活に影響させること




それをするには


自らがまず相手と同じ目線になり、行動による〝メリット〟をイメージさせること


これに尽きます。















渡 洋輔  
@watari_yousuke
人にモノを教える場合、自らの〝気づき〟を促すような教えかたが求められます。







例えばカットひとつ教えるのに、

1から10まで手取り足取り

「スライスはどう」とか、

「ステムはこう」とか、

細かく言い過ぎていませんか??



ものの『やり方』は自分であみだす(気づく)方が身になるのです。


なので、どうすれば完成に近づくか?


なぜ完成に近づかないのか?


本人に考えさせる教え方が必要となります。


いきなり答えを教えてはいけません。



うまく答えにたどり着くような『助言』こそが本当のアドバイスなのです。






そもそも、

*『グラボブ』の切り方を最初に考えたのは誰?

*『レイヤー』という概念を最初に気づいたのは誰?



『作りたいカタチ』が頭の中にあれば、既成の『切り方』なんてものは必要ありません。



カット技法の全ては、

理屈を考えれば自分で開発できるものです。





ある程度カットというものの完成形を追い求めている人ならば理解できるはずです。






と、まぁ現実はそう上手くいかないし、万人ができるはずもない事は百も承知ですが•••w




しかしこの考え方こそが、【常に技術を進化させる礎】です。


気付きを与えられて育つ人間は、その先自分で成長をし続けていきます。


よって、


気付きを与えない教育は『先を見据えない教育』なのです。






技術に限らず、すべてにおいて同じ理論が成り立ちます。



部下がお客様に失言をしてしまった場合、


「お前、○○○なんて言ったらお客様が気を悪くするだろ!」


と教えるのか。


もしくは


「○○○という言葉にお客様はどんな反応をした?」

「もし君が△△△な立場だったとしたら、○○○と言われたらどう感じる?」


と、考えさせるのか。





『○○○という言葉を言ってはいけない』


と教えるのではなく、


『○○○という言葉の色んな受け取り方(意味)』


を教える。


それこそが気付きを与えるということ。



その気付きを与えることで、

次回から本人は〝相手の気持ちを考えて喋る〟という事をしようとします。




気付きを促せない教育者は、

きっと行動の根本を理解していないただのロボットか何かなんでしょう。






気づくレベルは人それぞれですが、


その相手の理解度に合わせて答えを上手く誘導してあげることが、


教育の根本なのではないでしょうか。












渡 洋輔  
@watari_yousuke
あなたは、今までの人生のうち何度『本気の決意』をしましたか?








人生のターニングポイントとなる時期、


それはあなたが決意を持って行動し始めた日なのです。













私たちの生活はつねに〝選択〟の連続です。


朝、目覚めるか目覚めないかの選択。


出勤するかしないかの選択。


朝食をとるかとらないかの選択。


ルーティンワーク以外でも、


誰と何をどこで行動するかの選択。


もっと大きく言えば、


住居や職業、関わる全ての人物などの選択。




すなわち『生き方全般が選択』





ではこの生き方全般が選択の連続であるという事を意識して、





本当に意味のある行動を意識的に〝選択〟できているのでしょうか?






もちろん日々の生活で、何もかもを意識するというわけではないですが、


私たちが必要なのは


『他人から与えられる選択肢』と
『自らが必要とするタイミングでの選択肢』を理解することです。









簡単に説明します。




❶他人から与えられる選択肢
生きる上で最低限必要な選択をせまられる場面を含み、「他人に答えを要求される」ような選択。


❷自らが必要とするタイミングでの選択肢
これがなくても生きていけるし仕事もできるが、自らが強く「こうなりたい!」と決意した時に起こす行動の選択肢




わかりますか?


❷は自分で行動の選択肢を増やして、人生を大きく動かしたい時に考える選択のことです。


そしてこの選択をとるタイミングは自分で決めるのです。


人に左右されるものでもありません。




【今の自分に不満】があったり、

【達成したい目標】があったり、

とにかく変化が欲しい時こそが、あなたの決意を選択する時です。













ひどく抽象的な表現になりましたが、

人それぞれに何か感じるものがあるでしょう。





ただ、一つ伝えたい事は、


『本気の決意』をした人間の〝変化〟を知ってほしい。


行動と人格が洗練されていく〝成長〟を実感してほしい。



という事。


仕事だろうがプライベートだろうが関係ありません。


きっと意味のある選択を繰り返している人は、


いつでも魅力ある人間なのです。












渡 洋輔  
@watari_yousuke