花粉症のシーズンがやって来ました。でも新型コロナのオミクロン株の感染者はまだまだ多い状況です。
花粉症なのか、新型コロナなのか、気を付けることをまとめました。
鼻水、くしゃみ、鼻づまり、嗅覚障害、倦怠感といった花粉症の症状は、オミクロン株と共通の症状です。そのため花粉症の症状があると、自分がコロナに感染しているかどうかわかりにくくなってしまいます。花粉症とオミクロン株の症状は医師でも見分けるのが簡単ではないので、自分自身で判断するのはさらに難しくなります。
また、花粉症の人がオミクロン株に感染した場合、「くしゃみ」には要注意です。なぜなら「くしゃみ」で発生する飛沫の量は「せき」の１０倍以上だからです。
そして、花粉症の症状で目や鼻のかゆみがありますが、コロナウイルスが付着した手で目や鼻をこすってしまうと、粘膜を介して感染するリスクが高くなるので注意が必要です。
いつもは鼻水とくしゃみなのに、のどが痛い、熱が出ている、頭痛があるといった症状がある場合は新型コロナに感染している可能性があるため、受診の前に必ずクリニックに伝えてください。
スギ花粉はすでに飛散が始まっていますし、今年の花粉の量はかなり多いという予想ですから早めの治療をおすすめします。
院長
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いわくら耳鼻咽喉科
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